約 2,833,627 件
https://w.atwiki.jp/nicomad_srs_event/pages/456.html
[部分編集] http //www.nicovideo.jp/watch/sm6914559 投稿者コメント1.コメント2.コメント3.コメント この作品のタグ:第25回MAD晒しの宴 レビュー欄 本編未見でなのはMADを少ーし見てます。 なのはMADで、ここまでスピード感あるのは、あまり見たことないです。特にサビ。 あと、切り抜きの使い方が、とてもかっこいいと思いました。 0:42からのサブキャラがどんどん出てくるところは、まさしくOP! GJでした! -- 名無しさん (2009-05-05 22 24 48) 1:30とOP尺なのでスッキリ見れた。 最初のティアナが銃を向ける部分と中盤のスカリエッティが歩いてるシーンはカッコイイ 作画崩壊してるっぽい箇所は使わないほうがよかったかな・・・ あと動画部分で切り抜かないで作画部分で切り抜くようにしましょう、絵が全然違いますから。 意味の無い切り抜きが多いのも気になりました、切り抜きに意味を持たせましょう。 -- 名無しさん (2009-05-05 22 31 35) 名前 コメント 第25回MAD晒しの宴
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/2187.html
削除されました。
https://w.atwiki.jp/adx992/pages/30.html
CV:水橋かおり 初出:魔法少女リリカルなのは(一期) 防御力 高い Lv3スキル アクセルカットダウンLv3 シングル解放条件 SEQUENCE2で2戦以上使用 なのはに魔法との出会いを与えた人物にして結界魔導師。使用キャラとしては今回が初参戦。 特殊な突進技や発射型バインド、射程無限のバインド型バーストトリガーなど、個性的な性能の持ち主。 アクセルでの消費MPが少なく、標準キャラの半分の消費で済む。 ロングレンジ魔法 魔法名 解説 □ シュートバレット 射撃魔法 □(長押し) シュートバレット 射撃魔法。 △ プロテクションスマッシュ バリアを張って体当たりする △(長押し) プロテクションスマッシュ バリアを張って体当たりする ○ チェーンバインド 前方にチェーンを伸ばし、相手を拘束 ○(長押し) チェーンアンカー チェーンで相手を拘束後、自分が接近する □:シュートバレット 通常 1hit 5.75% 「シュート!」 長押し 2hit 10.92% 「シュート!」 誘導弾を発射する。 誘導弾といっても実際は「申し訳程度に曲がってくれる」というレベルで、距離によっては横移動だけでも避けられる。 回避された後も少しの間相手の周りを旋回するが、なのはのアクセルシューターの様な、回避後に前進してきた相手の背中に刺さる程の誘導はしない。 射撃判定で撃つ弾数も少ないため、撃ち合いでは相手を問わず一方的に負けてしまう。比較的隙が目立つ印象もある。 通常版 単発。 モーションが小さいので、牽制に比較的向いている。 前述の通り簡単に撃ち負けるので、相手の攻撃が来ないところを見計らって撃っていきたい。 長押し版 2発連続で打ち出す。1射目と2射目の両方でMPを消費。 1発ずつを2回の挙動で撃つため、隙が大きい。通常版以上に打ち合いには向かない。 クロスレンジの□□からの追撃に使うのが妥当な運用法。素早く繋げば相手が受身可能になる前に当てられるため、安定したダメージを取れる。 チェーンバインドの追撃にも。 △:プロテクションスマッシュ 通常 1hit 5.75% 15m 「はあっ!」 長押し 5hit 15.75% 26m 「はああっ!」 バリアを張っての体当たり。ユーノの主力技であり生命線。 発動前に隙があるが、突進開始前まではガードやアクセルでキャンセル可能。 突進中は防御判定になっており、ロングレンジのほぼ全ての攻撃を無効化する。 なのはのハイペリオンスマッシャーだろうが砕け得ぬ闇のエターナルセイバーだろうが、問答無用で無効化して突撃出来る。 アルフのバリアブレイク・ストライクと衝突してもMPを削られず、一方的に押し勝てる。 バインドも無効。ただし、設置型バインドを消せる訳ではなく発動するので注意。場合によってはバリアの切れ際に当たる。 また、防御判定は前面に広いが後方には無く、アクセルシューターの様な誘導性の強い攻撃の場合は、通り過ぎた後に背中から当たる事もあるので過信は禁物。 命中後はアタックやキャッチ、EXアタックなどでの追撃が可能で、通常ガードされた後もユーノ側が有利。 防御判定は攻撃判定が発生するより前から現れ、そのお陰でロングレンジの射撃に対しても後出しで間に合う場面が多い。 ただし、防御効果は「ロングレンジの攻撃」に対するものなので、「攻撃判定発生前にクロスレンジに潜られると実質無防備」になってしまう。 クロスレンジに近い間合いでの特に長押し版は危険が伴う。 また、隙が小さいとはいえEXガードされると反撃確定。 MP消費点が早く消費も大きめなので、迂闊に撃つとMP収支で不利になりやすい。ロング魔法の出掛かりキャンセルを利用した誘いには注意。 ○:チェーンバインド/チェーンアンカー 通常 バインド - 17.65m 「チェーン!」 長押し バインド - - 「チェーンアンカー!」 前方に鎖を伸ばし、鎖に触れるとバインド効果が発生。ガード不能。 鎖は射撃魔法扱いで、相手の射撃魔法と相殺する(判定は消えるがエフェクトは残る)。判定があるのは鎖の先端のみ。 鎖の伸びるスピードは速いが、誘導が無く方向修正も甘いため当てにくい。 動作中はいつでもキャンセル可能だが、スタンダードなタイプのバインドと異なりキャンセルした時点でチェーンが消えてしまう。 連続技ではクロスレンジの□□から繋がるが、ダウン値の蓄積が非常に大きい(おそらく5)のがネック。 慣れない内は、基本的に封印して構わない。 通常版 発生が早く拘束時間が短い。 シュートバレットと同じく□□から繋ぐと相手が受身を取る前に当てられる。 キャンセルした時点で鎖が消える性質のため、成立前にキャンセルして追撃を狙いやすくする事が出来ない。 一方で、成立時にはキャンセルしてロングレンジ魔法を出せると言う特性を持つ。 15m以内くらいならシュートバレットで安定して追撃可能。 クロス際くらいの近距離なら成立 キャンセルからプロテクションスマッシュやアクセル アタックorキャッチも決まる。 長押し版 発生が遅くますます当てにくい。 拘束時間が長く、命中後に自分が相手の場所まで接近していく。 拘束後に接近している間はバインドの維持時間を消費しない。 クロスレンジ 基本コンボ □□ 5.60% 吹き飛ばし □△ 8.61% ノックバック □○ 9.38% 打ち上げ □□ 吹き飛ばし。 ヒットしてからキャンセルしてロングレンジ魔法に移るタイミングが非常に速いようで、LCAを使うと吹き飛ぶ相手にぴったり追従することが出来る。 ヒット数・MP回収率が低いのが難。 □△ ヒット後よろけで、3mくらいの距離に離れる。 アタックもキャッチも届かない距離で仕切りなおしになってしまうので、状況が良いとは言い難い。 クロスレンジの純粋な読み合いに自身があるのなら。 □○ 打ち上げ。 特殊技 種別 解説 威力 射程 効果 台詞 EXアタック 突進パンチ 7.58% 約4m ダウン 「シュート!」 キャッチ 魔法陣から鎖 9.66% 約2.6m ダウン 「ウェイブゲイザー!」 ブロック 魔法陣から攻撃 13.91% 近接攻撃 吹き飛ばし 「シールドバッシュ!」 EXアタック 3Hitする突進パンチ。アタックの2段目に繋ぐ事ができる。 キャッチ 足下前方に魔法陣をセットし、それに触れた相手をキャッチするという特殊な挙動をとるため、トラップ的な使い方ができる。 また、当たり判定が少しの間残留するので、クロスレンジで起き上がりに重ねる事も可能。 魔方陣だけに判定も大きく、起き上がり移動程度の軸移動なら吸える事も多い。 HIT数が多く(5HIT)、MPゲージ回復量が大きいという特徴がある。 ブロック こちらもヒット数が多く、相手を吹き飛ばす。 シュートバレットで追撃可能。 FDB「アレスターチェーン」 トリガー 射程 ヒット数 命中時威力 FD発動で吹き飛ばしてトリガー バインド 無限 3hit 40% 不可 トリガーがバインド型で射程無限。 クロスレンジでは○フィニッシュから繋がる。ロングレンジからも当てに行けるが威力は低め。 同じバインド型トリガーであるプレシアのものと比較して、当たり判定発生までに時間がかかる代わりに、効果範囲や相手の位置を追尾する性能で勝る。 その当たり判定の広さから、コンボにも組み込みやすい。 また、当たり判定の発生まで時間がかかるものの、判定が発生している時間も長いので置き攻めにも使いやすい。 しかし、まっすぐ前進移動を続けられると当たらず、硬直も当たり判定が消えてからも若干残る程長いため、闇雲に使うのは厳禁。 加えて、トリガーの途中でFD時間が切れた場合、そこでトリガーが消えてしまう。 途中で消えても硬直時間は変わらないので、トリガーを使う際には残り時間に気を配る事。上記の通り当たり判定が出るまで若干の時間を要するので、余裕をもって発動したい。 スキル考察 スキルの装備は個人のスタイルに寄る所が大きいので、参考程度に。 アクセルカットダウンLv3 ユーノが使えるレベル3スキル。 これを付けていると、ソニックフォームのフェイトを除く全キャラ中、アクセルのMP消費量が最小(最終戦使用のふぇいとと同じ)となる。 しかし、元より通常キャラの半分で済んでいる上にアクセルをそれほど多用するタイプのキャラ性能ではない事もあって、恩恵はあまり大きくない。 ロングレンジパワー 主力技であるプロテクションスマッシュが強化される事が最大の利点。 攻撃力が低めであるユーノの欠点を補うという意味では、クロスレンジパワーより優先して付けたい。 エアストライク ユーノのコンボはロングレンジ始動もクロスレンジ始動も共通して、ほぼ全てが初撃・2撃目以降を浮いてる相手に当て続けるものなので、コンボを多用する場合は相性がいい。 プロテクションスマッシュの強化にも繋がるなど利点は大きい。 ロングレンジパワーと組み合わせるとコンボの威力が随分と違ってくる。 ドライブローダー、ドライブストックプラス 通常火力が低めなユーノにとってFDBは貴重なダメージソースなので、使用出来る機会を増やす事は大きな戦力アップに繋がる。 特に「トリガーを距離に関係なく仕掛けられる」という利点は、仕掛ける機会が増えるほど脅威度を増す。 クロスレンジディフェンス 全般的に高威力なロングレンジ技を警戒したくなるが、プロテクションスマッシュがあるユーノの性質上、被弾が増えやすくなるのはどちらかと言うとクロスレンジなので、こちらの方が付けておいて損は無い。 比較的高い防御をさらに引き上げたい場合、ロングレンジディフェンス系より優先したい。 主な立ち回り 対CPU戦 プロテクションスマッシュがAI殺しであり、ロングレンジからの長押し版が面白い程よく当たる。 HIT後はクロスレンジなので、□□で追撃してコンボを繋げてもいい。 ガードされてもそのまま□□をガードさせてキャッチを入力すると、CUP側が勝手に間合いに入ってきて当たる。 また、CPUは受身をほぼ取らないので、FDBは□□からの追撃で当たる。只でさえ低めのダメージがさらに落ちるが。 対人戦 遠距離の撃ち合いは苦手なので中距離の牽制をからめつつ、プロテクションスマッシュで接近戦に持ち込むのが基本戦術。 発生の遅い射撃に合わせるのが基本だが、ガードされても有利なので発生の速い射撃を見越して早めに入力してもよい。 基本コンボは□・□・○タメ・□・□・△。ラグが多くて入力難の場合□・□・△の受け身狩りが有効。 近距離でダウンを取ったらリーチのあるキャッチを見せつつ、クロスとロングの境目で揺さぶりをかけよう。 CPU・対人に共通して、天敵はアインハルト。 生命線であるプロテクションスマッシュに対して「旋の構え・旋衝破」と「繋がれぬ拳」で見てから対応されてしまう。 しかもそのどちらで対応された場合でも、位置関係が相手の土俵であるクロスレンジとなる等、何かと不利になる要素が多い。 「ユーノ・スクライア」ページへのコメント 名前 コメント すべてのコメントを見る バーストトリガーだけど、□□後の吹っ飛び中に当たるの確認しました。ポン・ポン・ポンってボタンを押す感じでやるとやりやすいかも。 -- (名無しさん) 2012-02-25 19 06 22 ↓相手のアタックはクロスレンジです。 -- (名無しさん) 2012-02-07 21 55 02 プロテクションスマッシュをした時、相手のアタックが当たった時に相殺されてそのまますり抜けた。 -- (名無しさん) 2012-02-07 21 54 04 チェーンバインドを裏当てするとバインドの硬直がかなり延びるっぽい。アクセルターンから□□→チェーンバインドから長押しプロテクションスマッシュが入る -- (名無しさん) 2012-01-22 11 59 58 プロテクションスマッシュは溜めクリムゾンスラッシュとかプロテクションスマッシュとぶつかるとアタック同士と同じように相殺がおきるんだな。びびったわ。 -- (名無しさん) 2011-12-31 03 34 21 ↓ミス…スキル考察の項目を追加してみた。問題があるようなら削除します。 -- (名無しさん) 2011-12-30 19 15 24 sukiru -- (名無しさん) 2011-12-30 19 14 30 ユーノ向きのスキル考察の項目を追加したいのだけれども、大丈夫だろうか -- (名無しさん) 2011-12-30 02 02 00 アクセル消費 フェイトと同じく4%確認 -- (名無しさん) 2011-12-25 11 26 28 EXアタック 7.58% ブロック 13.91% 表記してないので一応 -- (名無しさん) 2011-12-25 11 22 41
https://w.atwiki.jp/hayatechan/pages/16.html
本編は水平線で囲ってあります。 2008-10-14-なのは総合スレ [たとえば僕が高熱を出して病院に行く最中に] 2008-10-20-魔法少女リリカルなのはのヴィータちゃんはアイス大好きかわいい 2008-11-04-魔法少女リリカルなのは総合スレ [ゲームで遊びたいよぉ…] [ドライブに行きたいよぉ…] 2008-12-17-魔法少女リリカルなのは総合スレ [公園を通って帰りたいよぉ…] [リリカル世界に突入したいよぉ…] [当たり前の1日を過ごしたいよぉ…] [はやてちゃんと正月をまったりと過ごしたいよぉ…] 2009-01-02-魔法少女リリカルなのは総合スレ [罰ゲームをくらいたいよぉ… ] [とある作戦を企てていた。] [それはないよぉ…。] [雪が降ってるよぉ…] 2009-02-11-魔法少女リリカルなのは総合スレ [前日だよぉ…。] [僕は大バカ野郎だよぉ…。] [自分から行動するよぉ…] [叫んでしまったよぉ…] 2009-03-05-魔法少女リリカルなのは総合スレ [初めましてだよぉ…。] [爪を切っていたよぉ…。] [口の中の神秘だよぉ。] [何度も唱えるよぉ…。] [暗黒密室告白事件だよぉ…] 2009-04-06-魔法少女リリカルなのは総合スレ [僕が落とされた3つの理由、だよぉ…] [今、そっちに行くよぉ…。] [絶妙なハーモニーだよぉ…。] [今日はいきなりよく会うよぅ…] [その体温、36度8分だよぉ…] [最近暑いけどまだその時期じゃないよぅ] [始まったよぉ…] [きっとそういうことなんだよぉ…。] [こんな過ごし方も全然ありだよぉ…] [山を登るよぉ…] 2009-05-07-魔法少女リリカルなのは総合スレ [恋のカツンコツンだよぉ…] [通じたいよぉ…] [好きってどういうことなんだよぉ…。] [わん…わんわんぉぉ…。] [伝わらない気持ちの届け方だよぉ…。] [ちょっと行ってきたよぉ…。] [その帰り道だよぉ…。] [大好きな人の大切な日だよぉ…] [一人反省会だよぉ…] 2009-06-07-魔法少女リリカルなのは総合スレ [届けることが出来なかったよぉ…] [遥か古より来たよぉ…] [まだ梅雨は続くよぉ…] 2009-07-08-魔法少女リリカルなのは総合スレ [パンツなんだよぉ…] [3人目を探すよぉ…] 2009-07-18-魔法少女リリカルなのは総合スレ [お出かけするよぉ…] [パンツを買いに行く話] [とある日曜日の朝のこと。] 2009-08-05-魔法少女リリカルなのは総合スレ 2009-08-28-魔法少女リリカルなのは総合スレ [戻ってこれたよぉ…] [今年最後の花火大会だよぉ…] [練習するよぉ…] 2009-09-29-魔法少女リリカルなのは総合スレ [続・練習するよぉ…] 2009-11-10-魔法少女リリカルなのは総合スレ [最終手段だよぉ…] 2009-11-28-魔法少女リリカルなのは総合スレ [今、会いにいくよぉ…] [深夜の密会だよぉ…] [作るよぉ…]
https://w.atwiki.jp/nanoharow/pages/513.html
冥府魔道 ――月蝕・第二章(後編) ◆9L.gxDzakI 「正宗を抜いておくべきだったな」 眼前のセフィロスが口にしたのは、字面通りの刀剣の名前なのだろうか。 薔薇を象った紫の太刀筋は、はやてを切り裂くには至らず、シャマルを傷つけたのみに留まる。 妖艶に輝く魔性の刃を、赤き鮮血がつぅっと伝った。 「はや、て……ちゃ……?」 困惑も露わなシャマルの声。驚愕も露わなシャマルの顔。 制服の胸元は瞬きの間に断ち切られ、豊かな谷間が外気に晒されている。 されど、よほどマニアックな男でもない限り、それに欲情することはないだろう。 風の癒し手の豊満なスタイルには、もはやその本来の魅力は宿されていない。 真一文字の刀傷は、深々と血肉を引き裂いていた。 一直線に引かれた真紅のラインから、どくどくと赤い蜜がしたたっていた。 その痛みさえも、既にシャマルの意識からは、驚愕によって押しやられているらしい。 「……何の真似や」 そのシャマルの驚愕さえも、意に介さぬ冷徹な声だった。 淡々とした口調と鋭い眼光。 家族を盾にするという凶行への弁明など、更々する気もなさそうな態度と共に、八神はやては問いかける。 仲間であるはずのこの自分に、いきなり刃を抜いたセフィロスへと。 「お前が下手な真似をしなければ、寸前で剣を止めるはずだった」 淡々と。 仲間を切り捨てるという凶行への弁明など、やはり更々する気などないといった態度で。 無感情なポーカーフェイスが、低い声で言葉を紡ぐ。 「そうしてお前の真偽を確かめるつもりだったが……もはやその必要もなくなった」 流水のごとき青の光。 シャマルの方へと向けられる魔性の視線。 主に裏切られ盾とされた、哀れな従者の姿を見やる。 どくどくと流れる血液が、管理局の制服を赤黒く染めた。 「私の知る八神はやてとは、愚直なまでのお人よしだ。 何がきっかけなのかは知らんが、他者を利用し陥れることを嫌い、他者を切り捨てることを嫌い…… ……たとえ自分が傷つこうとも、その目に映るもの全てを、その手で守り抜こうとしていた」 それはあるべきはやての姿。 かつてはやてであったもの。 父と母と足の自由を失い、孤独に生きてきた過去と。 夜天の書の新たな主となり、愛すべき家族と出会った誕生日の夜と。 嘆きと闘争の果てに出会った、銀髪と黒装束の悲しき娘と。 出会ったばかりの5人目の家族との、あまりにも早すぎた聖夜の別れ。 だからかつてのはやてはその道を選んだ。 自分と同じ悲しみは、誰にも味わわせたくはないと願った。 故に時空管理局へと入局し、命を守る者とならんとした。 嗚呼、されど。 最後の夜天の主の心には、今や根深き影が巣食ってしまった。 もう二度と失いたくないと思った大切なもの。 白熱の閃光を纏う漆黒の魔獣。 怪獣王ゴジラへの報復を果たすために――愛する家族を取り戻さんとするために。 歪んだ愛は憎しみへと変容し、八神はやてを鬼へと変えた。 復讐のため、一切の良心を捨て去った姿に。 修羅をも食らう羅刹となり、屍の山を築き上げる姿に。 かつての面影は、どこにもない。 故に。 自らと同類であるが故に。 同じでなかったはずのものが、同じ闇へと堕ちたが故に。 「お前は――『八神はやて』ではない」 片翼の天使は、静かに言い放った。 くわ、と瞠目する夜天の主。 冷徹さを貫いていたその表情に、微かな感情の揺らぎが宿る。 両の肩がわなないた。握られた右手がほどかれた。 支えを失ったシャマルの身体が、ごろりと無造作に床に転がる。 「……随分と勝手な言い草やな……」 それは刹那の間であったか。 それは永劫の間であったか。 やがて口を開いたはやての、双眸が細く引き絞られていく。 そこに宿されていたものは、先ほどまでの平静ではなく。 ぐっと奥底に噛み締められた、しかし誤魔化しようのない鋭き怒り。 「確かに私は変わった。変わらなければならんかった。 せやけどそれは、好きで選んだ道やない。たとえそれが冥府魔道であろうとも、それ以外に選べる道なんてなかったからや……」 嗚呼、確かにそれは認めよう。 八神はやては確かに変わった。 大切な家族を取り戻すために、手段を選ぶことをやめた。 数多の怪獣達を蹂躙し、惨たらしくその尊厳を陵辱し、心無き操り人形へと変えた。 そうまでしてでも、取り戻したかった。 血の赤にべっとりと染まったこの顔に、かつての笑顔は浮かばない。 死の赤にべっとりと染まったこの心に、かつての優しさは今はない。 だが、それでも。 それは八神はやてを捨てるための変化ではない。 それは八神はやてに戻るための変化に過ぎない。 何物にも変えがたき半身を奪い返し、かつての日常を取り戻すための戦いだ。 「何も知らんお前に……そないなことを言われとうない……!」 一度外道に堕ちた者は、二度と正道には戻れないのか。 血と骨で築かれた外道の仮面は、二度と剥がれることはないのか。 八神はやてを捨てた者は、八神はやてには戻れないのか。 そんなことは認めない。 そんなことを決めつける権利は、誰にもありはしない。 お前のような殺人者に、それを決めつける資格などない。 「私は私や! どんなに腐って汚れようとも、他の何者でもない『八神はやて』や! たった1つ残された私の存在……あの子らが身を挺して守った私の存在……誰にも否定なんてさせへんッ!!」 怒りと殺意の滲む声で。 右手を己の胸に突いて。 遂にはやては絶叫した。 冷徹な仮面の下に宿る激情を、漆黒の魔剣士へとぶちまけた。 言い終えると同時に身を翻す。 背中に負ったデイパックの肩紐を掴み、強引に己が身より引き剥がす。 びゅん。 フルスイングで、投擲。 ばりん。 鳴り響いたのはガラスの音。 烈音と共に打ち砕かれたのは、席のすぐ横に張られた窓ガラスだ。 店外へ弾き出された鞄を追うように、ソファー状の席を駆け上がる。 窓枠へと片足をかけたはやては、そこで再びセフィロスを睨んだ。 「生憎と、私の手元には接近戦用の武器しかない……お前と戦ったところで、命の保障がないんは分かっとる……」 一太刀で分かる。相手は剣術系の接近戦型だ。 素人目だが、恐らく攻撃速度はシグナムと互角。 いかにデルタギアがあるとはいえ、ろくに技術や経験のない格闘戦を挑むには分が悪い。 故にここは逃走を選ぶ。 たとえみっともない選択だとしても、次に確実に打ち倒すために、今はあえて背中を向ける。 「せやけどな……」 ああ、認めよう。確かにこれは自分のミスだ。 相手の残虐性を読みきれなかったが故に、こんな結果を迎えてしまった。 自分の正体を確かめるために、わざわざ刃まで向けるような相手であったことを読みきれなかった。 だが、このままでは終わらない。 絶対にただでは終わってやらない。 「次に会うときは必ず殺す! お前は私の手で、絶対にブチ殺したるッ!!」 憤怒と憎悪に歪んだ顔で。 セフィロスを指差すはやての形相に、やはりかつての面影はなかった。 ◆ 「――逃げるで、クアットロ!」 ばりんとガラスの音が鳴った後、クアットロの元に現れたはやては、何故か店の裏側からやって来た。 「ど、どうしたんですか急に……セフィロスの説得は……?」 「失敗した! アイツの思考を読みきれんかった私の落ち度や……早いとこ逃げんと殺される!」 片手に掴んでいたデイパックを背負いながら、眼前で早口で捲くし立てるはやて。 軽く取り乱してみせたクアットロだったが、実際にはこの返答の予想も、ある程度ついていた。 何せわざわざ窓ガラスから脱出してきたのだ。何らかの緊急事態でない方がおかしい。 故に内心では冷静に、駆け出すはやての後へと続く。 相手の油断を誘うため、わざと驚いた顔をしながら。 「に、逃げるってどこへ?」 「東の橋や! このままスマートブレインに直行する!」 「あっ……そういえば、シャマル先生は!?」 「アイツにやられた! もう助からん!」 「っ……そんな……!」 驚愕と悲嘆の表情を作った。 わざとそのように装った。 自分の語った設定上では、彼女は更生した自分を支えてくれた恩人だ。 故に敬愛するシャマル先生の死を嘆き悲しむかのように、わざと泣きそうな顔を演出する。 「ぼさっとしとったらあかん! 追いつかれたら、シャマルの犠牲まで無駄になる!」 叱咤するはやての声は力強い。 本来なら大切な人間であるはずのシャマルを喪ってなお、その声には覇気が残されている。 冷酷なまでの余裕。 これがクアットロ自身であればまだ納得がいった。 だが相手は、本来お人よしであるはずの八神はやてだ。 そもそも彼女が自分の知る彼女ならば、シャマルを見捨てて逃げたりはせず、無謀な戦いにも身を投じたはずだった。 やはり異なる世界のはやてには、人格形成の上で何らかの変化があったのか。 これまで抱いていた疑念が、更にその色を濃くしていく。 (適度に甘ちゃんが抜けて魅力的になったのは確かだけど……) 共に戦うというのなら、喜ばしい変化だ。 この八神はやてならば、余計な情に流されることなく、現状のように常に生き残ることを優先して行動するだろう。 だが。 その一方で、異なる感情を抱いたのもまた事実。 (……そろそろ切り時かしらね?) これでこいつの失態は二度目だ。 一度目はキングに騙された時。 そして今回、セフィロスに敵と認識されたのが二度目。 ヴィータにもセフィロスにも恨まれ、キングには殺人を犯したという証拠を握られた女。 「くそっ……なんでよその世界の私は、あんな危ない奴を仲間に引き入れたんや……!」 悪態をつくはやてを見やる。 彼女には敵が多すぎる。 改心した善人を装い、集団にもぐり込むことを目的とした自分には、いい加減邪魔な存在になってきたのではないか。 ならば近いうちに、手を切った方が得策ではないか。 エリアの境界を跨ぎ、廃墟と化した街並みへと踏み込んだ頃。 クアットロの脳内では、冷徹な思考が渦を巻いていた。 【1日目 日中】 【現在地 F-3】 【八神はやて(StS)@魔法少女リリカルなのはFINAL WARS】 【状態】健康、スマートブレイン社への興味 【装備】ツインブレイズ@魔法少女リリカルなのはStrikerS 【道具】支給品一式×3、スモーカー大佐のジャケット@小話メドレー、主要施設電話番号&アドレスメモ@オリジナル、 医務室で手に入れた薬品(消毒薬、鎮痛剤、解熱剤、包帯等)デルタギア一式@魔法少女リリカルなのは マスカレード、 デルタギアケース@魔法少女リリカルなのは マスカレード、カリムの教会服とパンティー@リリカルニコラス 【思考】 基本:プレシアの持っている技術を手に入れる。 1.スマートブレインに向かう。その道中でクアットロと情報交換を続ける。 2.ヴィータを戦力に加える。 3.クアットロを利用する(おかしな行動は絶対にさせない)。 4.ある程度時間が経ったらメールの返信を確かめる(多少遅くなっても良い)。 5.セフィロスを許さない。絶対に自分の手で殺す。 6.キングの危険性を他の参加者に伝え彼を排除する。もし自分が再会したならば確実に殺す。 7.首輪を解除出来る人&プレシア達に対抗する戦力の確保。 8.以上の道のりを邪魔する存在の排除。 【備考】 ※プレシアの持つ技術が時間と平行世界に干渉できるものだと考えています。 ※ヴィータ達守護騎士に優しくするのは自分の本当の家族に対する裏切りだと思っています。 ※キングはプレシアから殺し合いを促進させる役割を与えられていると考えています(同時に携帯にも何かあると思っています)。 ※ヴィータと戦う事になったのはキングが原因だと断定しました(その事を許すつもりはありません)。 ※自分の知り合いの殆どは違う世界から呼び出されていると考えています。 ※放送でのアリサ復活は嘘だと判断しました(現状プレシアに蘇生させる力はないと考えています)。 ※プレシアの目的はアリシア復活で、その為には普通の死ではなく殺し合いによる死が必要だと考えています。 ※プレシアには他にも協力者がいると考えています。 ※施設には何かしらの仕掛けが施されている可能性があると考えています。 ※キングのデイパックの中身を全て自分のデイパックに移して、キングのデイパックも折り畳んで自分のデイパックに入れています。 ※図書館のメールアドレスを把握しました。 ※シャマル、クアットロと情報交換しました。 ※クアットロは善人のふりをして自分を騙していると確信しました(ただし、ある程度利用出来るとは思っている)。 ※エネルは海楼石を恐れていると思っています。 ※放送の御褒美に釣られて殺し合いに乗った参加者を説得するつもりは全くありません。 ※この殺し合いにはタイムリミットが存在し、それが決して長いものではないという可能性に気付きました。 【クアットロ@魔法少女リリカルなのはStrikerS】 【状態】左腕負傷(簡単な処置済み)、脇腹に裂傷(掠り傷程度)、眼鏡無し、髪を下ろしている、キャロへの恐怖と屈辱 【装備】私立風芽丘学園の制服@魔法少女リリカルなのは、ウォルターの手袋@NANOSING、 血塗れの包丁@L change the world after story 【道具】支給品一式、クアットロの眼鏡、大量の小麦粉、セフィロスのメモ 【思考】 基本:この場から脱出する。 1.スマートブレインに向かう。その道中ではやてと情報交換を続ける。 2.はやての信頼を固めてとことん利用し尽くす。が、そろそろ切り時か……? 3.首輪や聖王の器の確保。 4.生きているフェイトが(StS)の方だった場合、接触は避ける。 5.ギルモンの分のキルスコアが活かせるよう、ボーナスの内容を考える。 【備考】 ※参加者は別々の世界・時間から連れて来られている可能性に至りました。 ※アンジールからアンジール及び彼が知り得る全ての情報を入手しました(ただし役に立ちそうもない情報は気に留めていません)。 ※アンジールの前では『アンジールの世界のクアットロ』のように振る舞う(本質的に変わりなし)。 ※基本的に改心した振りをする(だが時と場合によれば本性で対応する気です)。 ※デュエルゾンビの話は信じていますが、可能性の1つ程度にしか考えていません。 ※この殺し合いがデス・デュエルと似たもので、殺し合いの中で起こる戦いを通じ、首輪を介して何かを蒐集していると考えています。 ※デュエルモンスターズのカードとデュエルディスクがあればモンスターが召喚出来ると考えています。 ※地上本部地下にあるパソコンに気づいていません。 ※制限を大体把握しました。制限を発生させている装置は首輪か舞台内の何処かにあると考えています。 ※主催者の中にスカリエッティや邪悪な精霊(=ユベル)もいると考えており、他にも誰かいる可能性があると考えています。 ※優勝者への御褒美についての話は嘘、もしくは可能性は非常に低いと考えています。 ※キャロは味方に引き込めないと思っています。 ※シャマル、はやて(StS)と情報交換しました。 何が何だか分からなかった。 シャマルはただひたすらに混乱していた。 第二回目の放送が流れた時、読み上げられた4つの名前。 10年来の仲間と同志。 機動六課で知り合った部下。 この殺し合いの場で、共に戦うと誓った少年。 またしても、守れなかった。 シグナムやなのは達のみに留まらず、ザフィーラ達の命までも救えなかった。 悲哀と自責が胸中で渦巻き、精神の均衡が崩れ去っていく。 そこに現れたのがあの男。 銀髪と黒衣のあの男。 いきなり刃を向けられた。 いきなり胸元を切り裂かれた。 いきなりはやてに盾にされた。 いきなりはやてに使い捨てられた。 信じていた主の裏切りと、眼前に散った血液の花弁。 まともな思考力を奪い去るには、十分すぎる衝撃の連続。 ガラスの割れる音と共に、はやてが1人で逃げていく。 はやての姿が見えなくなると同時に、胸の激痛を知覚していく。 「く……ぁ……あぁぁ……っ」 呻きが上がった。 のた打ち回った。 焼け付くような傷の痛みと、気が抜けるような失血感。 このままではまずい。確実に死ぬ。出血多量で命を落とす。 急速に実感していく死の恐怖。 それをもたらすのは頭上の男。 死期を早めるのは銀髪の剣士。 無慈悲に。無情に。 見上げた先の漆黒の袖が、刃を掴んで振り上げられる。 あれを食らえば、今度こそ自分は死ぬだろう。 あれが刺されば、今度こそ自分という存在は消えるだろう。 「い……いや……いやぁ……」 そんなのは嫌だ。 死んでしまうのは嫌だ。 自分が消えてしまうのは嫌だ。 うっすらと目尻に浮かぶ透明な雫。 内腿をじわりと濡らす金色の液体。 どくどくと乳房の谷間を這う鮮血。 「た、すけ……て……たすけて……だれか……っ……」 死にたくない。 何が何でも死にたくない。 怖い。 怖い。 死ぬのが怖い。 誰でもいい。誰か私を助けてくれ。 高町なのは。 フェイト・T・ハラオウン。 ヴィータ。 ユーノ・スクライア。 スバル・ナカジマ。 キャロ・ル・ルシエ。 「はやてちゃん……」 か細い声でその名を呼ぶ。 消え入る声で主を呼ぶ。 されど、声に応える者はなく。 されど、この身はこれほどまでに孤独。 「たす、けて……はやてちゃん……」 どうして。 どうして誰も助けに来てくれない。 どうしてはやては自分を助けに来てくれない。 「はやて、ちゃん……」 信じていたのに。 愛していたのに。 愛してくれると言っていたのに。 たとえ世界が違っても、家族であることに変わりはないと言っていたのに。 「はや、て……ちゃ……」 なのに何故自分はこんなにも孤独だ。 何故こんなにも無様な姿を、たった独りで晒さなければいけない。 「わたし……」 嫌だ。 こんな結末を迎えるのは嫌だ。 死にたくない。 死にたくない。 死にたくない。 死にたくない。 死にたくない。 死にたくない。 死にたくない。 死にたくない。 死にたくない。 死にたくない。 死にたくない。 「しに、たく……な……」 ぐさり。 ◆ 湖の騎士の心臓は、はたとその鼓動を停止させた。 左胸を一直線に貫いた刺し傷からは、とめどなく血液が流れ出している。 横薙ぎに切り払った傷痕と合わされば、さながら不恰好な十字のようだ。 弔いのような。 呪いのような。 死と鉄の臭いの漂う湖に浮かんだ屍へと、深々と刻み込まれたブラッディ・クロス。 血溜まりに仰向けに横たわるシャマルだった亡骸を、セフィロスは静かに見下ろしていた。 シャマルは死んだ。 風の癒し手はこの手で殺した。 血と涙と小水にまみれた無様な死体を、たった今この手とこの刃で生み出したのだ。 決定的とも言える殺人を。 ヴィータの時には未遂に終わった仲間殺しを。 かつての仲間達との明確な決別の証を、遂にこの翠屋に刻みつけたのだ。 「………」 僅かに、額に皺が寄る。 微かに、顔がしかめられる。 ざく、と。 乱暴に叩きつけられた憑神刀(マハ)の切っ先が、木製の床へと突き刺さった。 てらてらと輝く赤黒い血が、魔性の凶器を染め上げていく。 (まだ悔やむか) 自問した。 ほんの僅かに揺らぎを浮かべる、己自身の形相へと。 ほぼ無表情でありながら、今にも泣き出しそうな気配を宿した相貌へと。 まだ痛むのか。 まだ苦しむのか。 八神はやてという形に、決別の刃を向けたことを。 八神はやてという形を、この手で明確に否定したことを。 ようやく見つけた居場所を手離し、仲間に牙を剥くことを。 いずれまた杯を交わそうと誓った、暖かな居場所を捨てたことを。 (今さら何を怖れている) 弱い心だ。 いつの間に自分はこんなにも腑抜けた。 そんなこと、今に始まったことではないではないか。 かつてニブルヘイムを訪れた自分が、迷いなく選び歩んだ道ではないか。 何を迷うことがある。 何を悔やむことがある。 剣を取れ。 前へ進め。 それ以外に道などない。 それ以外に救いなどない。 母なるジェノバの意志を貫く他に、この冷たき孤独の殻を破る術などない。 幾度となく胸の中繰り返し。 突き立てた切っ先を抜き放つ。 かつり、とブーツの音が鳴り、翠屋の店外へと足が向けられた。 からんころんという音と共に、扉を開いたその先には、既にはやて達の姿はない。 少しばかり間を空けすぎた。恐らく今から追いかけても、そう簡単には見つけられないだろう。 だが、扉越しに聞こえた口やかましいやり取りから、スマートブレインなる場所が目的地であることは分かっている。 ならば今すぐに見つけることはできずとも、時間をかけさえすれば、見つけること自体は難しくない。 やがて自分とあのはやての出来損ないは、再び相まみえることになるだろう。 そうなれば恐らく両者共に、出会った瞬間に殺し合う。 その時こそが、彼女の最期だ。 あのどこまでも八神はやてに近い姿をしながら、どこまでも八神はやてとかけ離れた女の最期の時だ。 今度は取り逃がしはしない。 確実に殺してみせる。 誰でもない己自身の、この手で。 【1日目 日中】 【現在地 F-2 翠屋玄関】 【セフィロス@魔法少女リリカルなのはStrikerS 片翼の天使】 【状態】疲労(中)、魔力消費大、全身にダメージ(小)、僅かな動揺、全身ずぶ濡れ、ジェノバ覚醒(ジェノバとしての思考) 【装備】憑神刀(マハ)@.hack//Lightning 【道具】支給品一式×2、トライアクセラー@仮面ライダークウガA’s ~おかえり~、 正宗@魔法少女リリカルなのはStrikerS 片翼の天使 【思考】 基本:全ての参加者を皆殺しにする。 1.はやて(StS)とクアットロを追って殺す。 2.今はまだアンジールは殺さない。ぎりぎりまで生かし、最高の痛みと苦しみを味わわせる。 3.はやて(StS)、アーカード、仮面ライダーの娘(=柊かがみ)、アレックスは優先的に殺す。 【備考】 ※身体にかかった制限を把握しました。 ※アレックス(殺し合いには乗っていないと判断)が制限を受けている事を把握しました。 ※参加者は別々の世界・時間から連れて来られている可能性に至りました。 ※トライアクセラーで起動するバイク(ビートチェイサー2000@仮面ライダークウガA’s ~おかえり~)は 立体駐車場に埋もれていると思っていますが、運転はできないので無理に探すつもりはありません。 ※「仮面ライダーリリカル龍騎」における仮面ライダーの情報を得ました。 ※デスゲームと仮面ライダーの殺し合いに関係があるのではないかと思っています。 ※アーカードの弱点が心臓である事を見破りました。 ※はやて(StS)を本物の「八神はやて」ではないと認識しました。 また、ヴィータもはやて(StS)を偽物のはやてと見なしている可能性が高いと思っています。 瞳孔の開いた虚ろな視線が、じっと天井を仰いでいる。 生命の光の宿らぬ瞳は、二度と安らかな眠りに閉じられることはない。 かくて喫茶店の店内には、たった1つの亡骸のみが残される。 シャマルの最大の不幸は、自分の持っていた支給品の効力を、最後まで確認できなかったことだろう。 具体的に言うならば、あのハネクリボーというカードだ。 遊城十代の相棒たるそのカードは、特殊効果を持ったモンスターだ。 それを発動することができたなら、セフィロスに浴びせられた攻撃を、少なくとも一度は無効化できたはずなのだ。 しかし、悲しいかなシャマルはそれを知らなかった。 ラッキーカードとなるべきそれは、かくして役立つことなく終わった。 あるいはその目でカードの精霊を知覚してもなお、玩具が武器として使えるという非常識な可能性を、信じきれなかったのかもしれない。 いずれにせよ、彼女はここで命を落とした。 心優しき風の癒し手は、二度と微笑むことはない。 銀幕芝居の綴り手に利用され、堕ちた夜天の主に見捨てられ。 しかしそれらを自覚することもかなわず。 誰からも助けられることなく、極大の死の恐怖の中、孤独にその生涯を終えたのだ。 そう。 どれほどもしもを重ねても、そこにさしたる意味はない。 意味を持つのは事実だけだ。 シャマルが命を落としたという事実。 セフィロスがはやてと敵対したという事実。 それがこの場に残された、たった2つの価値ある真実。 かくして月は闇へと沈んだ。 湖の騎士の命を贄とし、今ここに完全なる月蝕は成った。 銀月の魔剣士の気高き心は、今や朔よりも暗き深淵の中。 全ての良心としがらみを捨て去り、かつて星の破壊者として怖れられた堕天使へと、完全に戻ってしまったのだ。 英雄と謳われた人間・セフィロスは。 今はもう、どこにもいない。 【シャマル@魔法少女リリカルなのはStrikerS 死亡】 【残り37人】 ※F-2の翠屋店内に、シャマルのデイパックが放置されています。 Back 冥府魔道 ――月蝕・第二章(前編) 時系列順で読む Next Barrier Jacket & Guns 投下順で読む Next Barrier Jacket & Guns 八神はやて Next 銀色クアットロ(前編) シャマル GAME OVER クアットロ Next 銀色クアットロ(前編) セフィロス Next バトルはやて
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/291.html
<ジュエルシード>―――! 我々は、この宝石を知っている! いや! この禍々しい輝きと忌まわしい魔力の淀みを知っている! この奇妙な物語の始まりを司り、中核を担う遺失物。 『願いが叶う』宝石。 その正体は、次元干渉型エネルギー結晶体である! 全部で21個あり、シリアルナンバーが各個に1~21と振られている(この数字は、実際にはローマ数字が使われている)。 能力的には、ナンバーに関係なく、全てほぼ同等だと思われる。 ジュエルシードは、遺跡探索を生業とするスクライア族によって発掘された。 この発掘作業の指揮をとっていたのがユーノ=スクライアで、発掘後の輸送中に原因不明の事故により、海鳴市近辺にばら撒かれてしまったのだ! 輸送時の管理に直接ユーノは関係していなかったが、それでも責任を感じたユーノは、独力でジュエルシードを回収しようとしたが、暴走したジュエルシードは手に負えず、傷を負って倒れたところでなのはと出会うことになる―――。 それが、『高町なのは』とその相棒『レイジングハート』が紡ぐ、長い戦いの歴史の……全ての始まりだった。 「アイツを……ジュエルシードを解き放ってはいけない!」 深夜。不吉で生暖かい風が吹きすさぶ中、なのはと、その傍に立つフェレットの姿をしたユーノは、眼前に聳え立つ巨大な影と対峙していた。 「アナタには素質があります! 『魔法』のパワーを行使する為の才能が! ボクに力を貸してください!!」 「……」 自らの無力を噛み締めながら、ユーノは出会ったばかりの少女の背中を見上げていた。 なのはの手には、つい先ほど渡したデバイス『レイジングハート』が待機モードで収まっている。未だなのはと契約も済ませていないこの状態で、デバイスの能力はほとんど発揮できないだろう。 しかし、奇妙な事になのはは怯えてはいなかった。 武器もなく、目の前には陽炎のように揺らめく黒く大きな影の化け物が蠢いている。そんな異常な状況下に立たされながら、しかしこの少女は、怯えて震える事もなく佇んでいるのだ! (なんだろう……この娘には、魔力の素質以外にも、言葉では言い表せない『凄み』がある!) ユーノは奇妙な感覚に捉われていた。 警戒すべきは、目の前で暴走するジュエルシードであるのに、意識はソイツと臆す事無く対峙するこの不思議な少女に吸い寄せられてしまう。 一般人を事態に巻き込んだ迂闊さを呪いながらも、『この少女なら何かを仕出かしてくれる』という、そんな妙な期待感があった。 「……ねえ」 「! ……な、何ですか?」 怪物と真っ向から睨み合っていたなのはから唐突に声を掛けられ、ユーノは思わず身構えた。 「この子、目とか口みたいなのがあるけれど、生き物なのかなァ……? ご飯とか食べるの?」 「え……ええ!?」 あまりに唐突で予想だにしなかったなのはの言葉に、思わず一瞬呆けてしまう。 「ねえ、アナタ……口があるんだから言葉は喋れないかなー? ハロォ~~」 この状況下で一体何を言ってるのか……? 混乱するユーノを尻目に、なのはは動物園で初めて見た動物と接するような態度で無防備に歩み寄っていた。 この状況下で一体何をやっているのか……? ついに少女の正気を疑い始めたユーノの錯乱振りをやはり気付かず、なのはは明るい身振り手振りのジェスチャーで蠢く影の化け物とコンタクトを取ろうとしていた。 「ご機嫌いかが~~~? ハッピー、うれピー、よろピくね―――♪」 「あ、あのぉ……?」 「ジュエルシードさん。さあ、ごいっしょに……さん、し―――ハッピー、うれピー、よろピくねー♪」 ……この少女は、ひょっとしてちょっぴりネジの緩い子なのではないだろうか? この緊迫した状況下で、全く事態を把握できていないとしか思えない程気楽な声でリズムを取るなのはの姿に、ユーノは別の意味で戦慄した。 ジュエルシードの暴走体がなのはの行動に律儀にも沈黙する中、ユーノはしばらくてようやく我に返った。 「―――って、君! 一体何してるの!?」 「いやぁ~、ひょっとしたらこの子いい子なのかもしれないと思って。ちょっと探りを入れてみてるの。 雪男やネッシーとかにも、出会った時悪い者と最初から考えるのは良くないと思うの、わたし」 「何をバカな! アレに考える能力なんてない、ただ暴れるだけの危険なモノなんですよ!」 「うーん、でも何事も最初はお話する事で歩み寄れると思うんだ。大切だよ、お話って」 「無理だよ! アレには会話するだけの思考力も―――来るッ!?」 なのはの独特のペースに巻き込まれそうになっていたユーノだったが、とうとう動き出した暴走体に感付き、警告を叫んだ。 黒い塊が空高くジャンプし、全身を使ってなのはを押しつぶそうと落下してくる。 これには結構呑気してたなのはもビビった! 「うわぁああああーーー!?」 慌ててその場から飛び退れば、一瞬遅れて黒い巨体が岩石のようにアスファルトへ激突する。地面と共に自らの体も弾け、暴走体の欠片が炸裂弾のように周囲に飛び散った。 ブロック塀は無数の弾痕を刻み、電柱はへし折れて倒れる。 「何、アイツすごく危険なヤツだよ!?」 「だからそう言ってるんです! さあ、早くレイジングハートの力を解放して! まず呪文を……」 一国の猶予も無い事を理解したユーノはなのはを急かす、が、しかし! 「……」 その時、なのはが意識を向けていたものはユーノの言葉などではなかった。 「……『アレ』……『アレ』はッ!」 「君、一体何を見て……!?」 なのはを叱責しながらも、視線を同じ方向に走らせてユーノはようやく彼女の注目する物を発見した。 それは、ついさっきまで『生物』だった『物』だった―――。 猫が一匹、死んでいた。 弾けた暴走体の破片を受け、首を抉るように吹き飛ばされたその仔猫は、どう見ても確実に死んでいた。 首輪も吹き飛んでしまったのか確認できない。あるいは、あれは野良猫だったのかもしれない。 しかし、重要なのは―――今ひとつの犠牲が出てしまったという現実だった。 「……急ぎましょう。これ以上犠牲を増やさない為に」 惨い死に様から思わず眼を逸らし、ユーノは苦い口調でなのはを促した。 猫とはいえ、この犠牲は自分のせいで起こったものだと言えた。 体を四散させた暴走体は、すでに再び集まり、形を取り戻しつつある。再び攻撃が可能な状態になれば、封印は更に難しくなるのだ。 ―――だが、ユーノが促すまでも無くッ。すでにッ! 「……戦いたくなったよ。アイツを博物館にかざってやる!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ 高町なのはは戦闘態勢に入っていたッ!! 先ほどの間の抜けた行動から一切を切り替えた『覚悟』に満ちた表情。 内に煮え滾る『怒り』を宿したなのはの横顔を見て、ユーノは全身に鳥肌が立つのを感じた。 今のなのははさっきとは違う。何らかのスイッチが入ってしまっている。 「この世で最も大切な事が『信頼』であるのなら、最も忌むべき事は『侮辱』する事なの。アイツは、あの無関係な猫の命を、たった今『侮辱』したッ! 『レイジング・ハート』!!」 『stand by redy.set up―――!』 「バ、バカな……! 正式な手順を踏んでもいないのに、レイジングハートが起動した!? それに……なんて魔力なんだ……っ」 なのはの手の中で赤い宝玉が光を放ち、ユーノはその有り得ない光に驚愕する。 レイジングハートがなのはの戦いの意思に呼応したものか、彼女の怒りの精神の波長がデバイスの何かに影響したのか……とにかく、デバイスはなのはを主と認めたのだ。 同時に告げる無機質な声。なのはは純白の光に包まれた。 その光の中でなのはの服は徐々に光と同化し、やがて光の粒子となって消え去る。 それとほぼ同時に別の何かが身体を覆い、新たな服を形作る。 デザインは装着者のイメージを基に―――完成する。なのはだけの『鎧』が! 「これは……?」 光がおさまった後には、その身をバリアジャケットに包んだなのはと、本来の杖の形状に変化したレイジングハートが佇んでいた。 「それが『魔法』です! どういうワケか、今アナタはレイジングハートの使い手として認められました。それによって、アナタを守る力が、その衣服になったんです」 「『魔法』……そう、わたしは『魔法少女』になったんだね」 さすがのなのはも驚きを隠せなかった。 漠然としていた未来の目標が、今唐突に自分の手に飛び込んできたのだ。 しかし、すぐに我に返った。 なのはの魔力の放出と光に、暴走体が反応し、ついに彼女に明確な意識を向けたのだ。虚ろな二つの眼球が、なのはとユーノを捉える。 「いけない、目を付けられた! とりあえず、何処かに隠れましょう。基本的な魔法の使い方も分からない今じゃ、真正面からアレに立ち向かうのは危険すぎる。まず様子を見て……」 「―――ううん、そんな事はしない! これが『いい』の!」 睨みつける敵を警戒しながら忠告するユーノに対して、しかしッ、なのはは逆にレイジングハートを構えた。 『え?』と呆気に取られるユーノを尻目に、視線を敵に向けたまま、先ほどの僅かな戸惑いを既に無くした凛々しい横顔でなのはが答える。 「この『敵に見つかった』状況。隠れるなんてとんでもない! これがいいの! アイツがわたしに意識を集中してくれる、この状況が『いい』んじゃないッ!」 「な、何を言っているんですか!? このままだとアイツはアナタだけを執拗に狙って……ハッ!!」 笑みさえ浮かべそうななのはの横顔を見て、焦ったユーノは引き攣った声で言いかけ―――その途中でなのはの意図に気付いた。 今度こそ、なのはは笑みを浮かべる。少女らしい無垢なそれではなく、牙を持った獣が歯を剥くような、闘争心に満ち溢れた微笑を。 「そう、それが『いい』―――アイツがわたしを狙う限り、これ以上無関係の犠牲が増える事は少なくなるからなの」 「……~~~ッ!」 ユーノ全身を冷たい感触が走り抜ける。それは戦慄だった。目の前の少女の、己の命を賭す程の『決意』に対する畏怖だった! 無謀と言えば、それまでかもしれない。 だが、そんな言葉で言い表せない『凄み』をなのはが持っている事を、ユーノは理解した。 いや、自分に彼女の決断をどうこう言う資格など無い。 自分が、自らの失敗に対する後悔や罪悪感でジュエルシードの封印に躍起になっていた時、彼女はすでに自らの意思で戦い守る事を『決意』し、『覚悟』していたのだ。確かな勝利へのビジョンを持って! ユーノはなのはという少女に圧倒され、愕然とした。 何も知らない少女を戦いに巻き込んだ、と気に病んでいながら、その実何も分かっていなかったのは自分ではないか!? 「アナタは……ッ、覚悟の上だというんですか……? 何故、そこまでして……」 「……この高町なのはには、正しいと信じる夢がある!」 なのはの発した曇りの無い言葉に、レイジングハートの輝きが応える。 その輝きは、ユーノにはまさに『黄金の輝き』に見えた。彼女の精神が放つ光と同じように! ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ 「『ジュエルシードは封印する』『この町も守る』 『両方』やらなくっちゃあいけないっていうのが、『魔法少女』のつらいところだね」 (か……彼女は、やっぱり違うッ! ただの女の子じゃない。 この娘……アイツを『倒す』気だ! ちょっと前までただの小学生だったのに、突然現れた得体の知れない怪物を倒そうとしている! 本気だ! 彼女には、『やる』と言ったら『やる』…………) そして、不気味に蠢くジュエルシードの暴走体に対して、なのはは自ら駆け出した。 (『スゴ味』があるッ!) 「―――『覚悟』はいい? わたしは、出来ている」 バ―――――z______ン! リリカルなのは 第一話、完! to be continued……>(各小ネタへ) <次回予告> CV:田村ゆかり わたし、高町なのは。 極々平凡な小学三年生のハズだったのですが……何の因果か運命か『魔法少女』に任命されてしまいました! 待ち受けるのは、どんな運命? でもどんな『運命』だろうと『覚悟』があれば幸福です。『覚悟』は『絶望』を吹き飛ばすからですッ! (ズギュゥゥ――z___ンッ!) あと、まだ名前も聞いてないこのフェレット君は家で飼っても大丈夫なんでしょうか? 次回、魔法少女リリカルなのは! 第二話『魔法の呪文は燃え尽きるほどヒートなの』 リリカルマジカルがんばります! 前へ 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/akatarusurereview/pages/33.html
チラシの裏SS投稿掲示板 記号・英数字・あ・か・さ・た・な・は・ま・や・ら・わ タイトル 投稿者 【ネタ】マ・テ・リ・ア・ル!(リリカルなのは) 定め刀 まあ、巻き込まれるよねぇ主人公は(GSの設定のオリ主×恋姫) ミドリの弾丸 【ネタ】マーナヴァ・ホットドッグ varnodaya まーりみーて abc 舞・降り龍・戦士 草薙シュウ 【習作】迷子の赤い死神 リリカルなのは×鬼畜王ランス 丸いもの 【ネタ】迷子の織姫 異世界転生もの ひぽたま 【習作】まいごのまいごのおおかみさん(東方)15話加筆 デュオ 迷子の迷子の子トラちゃん ニャんこ御輿 【習作】マイナー武将は平穏の夢を見るか【恋姫無双・転生・TS・オリ主・ネタ?】 HTAIL 【習作・偽逆行】舞い戻るイーヴァルディの勇者【ゼロ魔】 紅瀬 伊炉理 マヴラヴ in 聖戦士 ( ゚∀゚)アハハハハ 【一発ネタ】マヴラヴ世界に日本UCATが介入しますた【習作】 だよもん マヴラヴ 白き一角獣 外道 マヴラブ+オリキャラ アズラン 【習作・ネタまじり】前に書いたSSとかをリメイクしてみた(短編集) 犬その2 魔王=幼女は世界の常識(現実→異世界) まじんがー 【一発】魔王がゲイだったようです(オリジナル) てかてか 【習作】魔王が幻想入り(カンピオーネ!(オリ主)→東方入り) キー子 【習作】魔王から仕えろと命令されたんだがどうすればいい? 桜 魔王さんの日常(オリジナル習作) ハレハレ不愉快 【ネタ】魔王少女リリカルなのは さざみー 【ネタ】魔王って楽しいな(楽観)~魔王体験記~ オリ主最強&万能 ※ギャグ・...... 思いつく時動... まおうてんせいくろにくる(中身はまだない) 魔法のルビー 【ネタ・コメディ】魔王と勇者、部屋貸します! かまたかま 【一発ネタ】 ~魔王になれなかった人間のお話~ (魔王 JUVENILE REMIX ) さうす 【習作】魔王のお仕事(一発ネタかも) niku 【習作】魔王の凱旋(オリキャラ→とらハ+リリなの) キー子 【ネタ】魔王の凱旋・外伝 頂上決戦(ワンピース【パロ】・異世界多重クロス) キー子 【習作・ネタ】魔王のくせになまいきだ!(勇者のくせになまいきだ×Muv-Luv) 無類 夢人 魔王の行進 ~デモンズ マーチ~ 葵 【習作】 魔王の拳(転生・TS・百合有り・なのは×ドラゴンボール・原作知識なし) シロウトA 【ネタ】魔王を倒した少女とユーノ君(リリカルなのは ドラまた) 外内 【一発ネタ】魔王を倒し続ける勇者たち(オリジナル) なんとかかんとか 魔戒騎士リリカルなのは【習作 リリカルなのは×牙狼】 コノハナ 【習作】魔界戦記ディスガイア 魔王ふたり (日本一ソフト×リリカルなのは) 賢者C 魔界塔士サーガ (現実→GBサガ) 権兵衛 【習作】魔界にて 猫耳漁師 まかでみ・らいふ(MA・オリ主・転生・TS) 昨日の夢 【現実→ネギま!・オリ主】 マギ・スプリングフィールドは平穏が欲しい 【習...... トーカ 【ネタ?】マギカRevival【魔法少女まどか☆マギカ】 アキカン 【習作】巻き込まれ型の典型(リリなのオリ主) クロロ 【初投稿】マギステル・ネギ、マギ セガレ (仮)マクロスF(マクロスシリーズブレンド オリ主最強) 監察軍 【テスト】マクロスL【オリジナルマクロス】 さすらいのバ... 【習作】負け組Continue?【ダーク】 あべゆき 【二次製作】魔剣壮絶【Dクラッカーズ】 犬 ~~魔剣と雷槌を受け継ぎし者~~【習作・ネタ】(ネギま+オリ主+α) arc 【ネタ】柾木さんちのシンジ君 (Eva+天地無用!魎皇鬼的エッセンス / 1-5投稿 アハト・アハト 【習作】まじかる☆死の商人(仮)【リリなの、オリ主転生】 exam マジカルアサシン サギま 【習作?】 綾 [ネタ]マジカルあすな(リリなの×ネギま) 猫飯 マジカルナイト ヽ(;´Д`)ノ リリカルマリー ふぁう1号 【習作】魔術師、還る(銀英伝 逆行) 斗星 【ネタ】魔術少年リリカルシロウ【なのは Fate クロス】 よんごーごー 【習作】魔術大学日記 傘小僧 【習作】魔女と言えば(リリカルなのは 転生) ョョ 魔女と運命(ストライクウィッチーズ×Fate) 第三帝国 【ネタ】魔女となった少女(魔法少女まどか☆マギカ オリ主+転生) 朱鳥の巫女 魔女の娘達 (マブラヴオルタ・アーマードコア・クロス)【習作】 あうたーぞーん 魔女は御伽を嘲笑う kokosu 【習作】魔神異世界記(コードギアス→リリカルなのは) WARA 【習作】魔神奇譚【永井豪作品パロディ】【完結】 鳥巣 千香 【オリジナル】 魔神は容赦ない 【習作】 犬 斗詩日記 ―ジャプニカ暗殺帳。あるいは、曹袁、御家騒動記―(真・恋姫無双) 詩斗 【習作】マスターキー くーたろー マスター育成日記(DQM) ニッカ 【ネタ】混ぜるな危険(ネギま転生後『??』に覚醒) メディカル 【ネタ】混ぜるな危険! 束さんに劇物を投入してみた((IS×狂乱家族[一部]) 九十欠 【ネタ】魔装機神ゼオライマー aaa 【ネタ】魔装少女かゆうまアユム【リリカルなのは×これゾン】 ムトナ 【一発ネタ】魔弾の射手(東方 Hellsingネタ) 威風堂々 【習作】また逢いましょう(コードギアス オリ主) 猫が三匹 【一発】また転生か・・・・【ネタ】 そら豆 また別の物語(東方project×はてしない物語) のり 【習作】間違いなく駄目なお父さん【ネタ】 川岸新兎 【習作】真っ白な天井(魔法少女リリカルなのはStS) 区々八拾壱 まったく記憶にございません(名探偵コナン、10年後の異邦人ネタ) ブラザー 【ネタ】マッドサイエンティスト座談会(ニトロプラス過去作品) inimani マッド夫婦+α(リリなのネタ集) ロウリャン 【習作】待て、焦るな。これは孔明の罠だ(仮) (三国志→異世界)TS物(※ただ...... てってってー 【ネタ】マテリアル☆パニック(リリカルなのは ユーノ×レヴィ 改変?) メカゆー 【ネタ】マテリアル似の娘(リリカルなのは) rattu 【習作】魔導師Fランクが戦闘魔導師を目指して何をする(オリ主 リリカルなのは) シャウ 魔導士たちの凱歌【異世界ファンタジー】 ヤマト 【習作】「魔導師の世界からこんにちは(魔導物語×ぷよぷよ×ネギま) オリ主」 ともさん 【ネタ】魔導少女レイジングガンダム(なのは×ガンダム) 零トン (習作)魔道戦士デュナミス!(なのはsts) アホロヘヤー 魔導と錬鉄者 雨鉄 《処女作》魔道鎧の動力源 注意殺人描写あり オリジナル ヘビーワーカー 【一発?】まどか×東方?(仮)【ネタ】(転生・TS?・原作?崩壊・かおす) KUMO 【ネタ】まどか☆マギカ・ゼロ【まどか×ウルトラマンゼロ まどか魔改造】 闇月夜の宴 【ネタ】まどか☆マギカ 勝手に最終回(脚本調) taka 【一発ネタ】まどかゴーカイジャイ ヒラヤマト 『一発ネタでした』『妄想ネタ』まどマギ(最終回エンドロール後)×??? zero 【習作】マナマナエンド その後(君が望む永遠) エイソンキッド 【ネタ】間に合わないオリ主(リリカルなのは 中の人) 修正ペン 【習作】『真似事』 エスティ# 【習作】真昼の暗黒【マブラヴ】 騙り草 マブ・・・らぶ? あとがき魔王 マブラヴ (オリ主・ガンドライバー) 上弦 マブラヴ(ネタ オリ主) くなや 【習作】マブラヴ [終わりなき鼓動 永遠なる戦譜] 時雨六花 【ネタ】マブラヴ~合意と見てよろしいですね?~(メダロットクロス) 空の狐 (習作)マブラヴ~第7世代の1番目~ ラップ 【ネタ】マブラヴ~東方は赤く燃えている!!~ 空の狐 【習作】 マブラヴ+SRW α アフター(仮題) まくがいば~ 【設定・あらすじのみ】マブラヴ×∀の妄想【前書き追加】 ナナシング 【習作】マブラヴ×0083 濃い味 マブラヴ×08 テスト 相馬 マブラヴ×グレンラガン 短編 でゅわ マブラヴ・・・なのかこれは?(オリ主 最強 多重クロス) こいつ・・・ マブラヴ・イーター チラシ裏Ver 神喰い [習作・若干ネタっぽい超短編]マブラヴAL×ゼオライマー 柿の種 マブラヴ ALTERNATIVE テスト VC マブラヴAlternative -三丁目の地獄- シロガネーゼ 【習作】マブラヴUnspoilt 【一回目から純夏ルート再構成】 お豆腐屋さん マブラヴ x ACfaの主人公が引き込まれてしまったようです「習作」修正6/27 once&Forever マブラヴオルタ×ガンダム00 赤頭 【習作】 マブラヴ オルタ タイトル未定 ためし書き 舞鶴の栗原 【一発ネタ】マブラヴ オルタネイティヴ&トータル・イクリプス ジョーク集(...... samurai 【習作】 マブラヴ オルタネイティヴ~我は御剣なり~(現実→オリジナル主人公...... あぁ春が一番 マブラヴオルタネイティヴ~輪廻に囚われし、渡り人~ (習作、オリ主) リードマン マブラヴ オルタネイティヴ for Answer (マブラヴオルタネイティヴ×ACfa×※...... シーズ 習作・マブラヴオルタネイティヴ・オリジナルループ(オリキャラ主)修正 GAIA (*打ち切り)【習作】マブラヴ オルタネイティヴ 火葬な世界(オルタ未来か...... Lyon 【習作 Muv-Luv】マブラヴ オルタネイティヴ 月光蝶【∀ガンダム】 御大将 [習作]マブラヴ オルタネイティヴ 鋼鉄の棺桶 ※「意地」更新 第二混成機動大隊 マブラヴオルタネイティヴ 桜花作戦アフター INミドルイースト あすく せい 【習作】マブラヴ オルタネイティヴ 漆黒の炎(仮題) nam3 マブラヴオルタネイティブ ~彗星作戦~(分岐) ゆたぽん マブラヴオルタネイティブⅢ ライライ マブラヴオルタネイティブ-Reborn life- (転生)5話微修正+6話うp こんびーふ (処女作)マブラヴオルタネイティブの純夏を連れて行く。[短編] もんた 【ネタ】マブラヴオルタ低難易度攻略レポ 第五計画推進派 マブラヴサーガ? なお太 マブラヴ せんそうごっこ サーシャ 【ネタ・習作】マブラヴで無双する(マブラヴ・オリ主・最強) くわ 【ネタ】マブラヴ -の夢 上弦 【一発ネタ集】マブラヴ 〇〇〇を無礼るなぁ! (GRクロス) 血風連 【ネタ】マブラヴ 怪獣王伝説(投稿再開、横浜基地編) よしや 【習作】マブラヴ 作者の一年の結晶 モンツ(代理) マブラヴ 戦区99 よしや マブラヴ通常兵器設定+駄文 フリッツ マブラヴ 転生 逆行 オリ主 肴 マブラブ・オルタネイティブОG大戦 カオスウォーズ マブラブオルタネイティヴにACE COMBAT ZEROを混ぜてみた 大悟 [習作]マブラブオルタネイティヴに救いのチートを【転生・チートあり】 メルちゃん(笑 マブラブ 多重クロス NO1「ここはマブラブの世界」 ジョーカー 【ネタ】魔法【少年】達の物語(オリ主) 星の弓 習作魔法怪盗ドリま$~悪夢を盗みし者~ retu 【ネタ】魔法騎士φ(仮面ライダー555×リリカルなのは) 大志 魔法空気嫁セクシャルあるる!(15禁) exam 【ネタ】魔法警官リリカルなのは かーき 【ネタ】魔法剣士フィロソフィカルなのは 皓々 【ネタ】魔法死体冷血アリシア(仮)【オリ主が原作キャラにTS転生、多重トリップ】 カルキ 【ネタ】魔法少……女? 窓男☆マギカ!?(まどか性別反転) 士泉 魔法使用回数の増える世界へようこそ(仮題)(まぶらほ) 鴇啜り 【習作】魔法少女、なりませんか?(オリジナル) ななそう 魔法少女<高町>なのは (魔法少女リリカルなのは)【ネタ】4個め載せました 原作不知 【ネタ】魔法少女あつし☆マギカ(まどか☆マギカ×プリティベル) 黒条非日 [ネタ]魔法少女アルターかなみ (スクライド*リリカルなのは) ベランス 【習作】魔法少女杏子★マギカ(まどか☆マギカ オリ主・自己解釈あり) saitou 【習作】魔法少女奇譚(魔法少女まどか☆マギカ×夜魔) ふーま 【ネタ】魔法少女ケロロ なのケロ 【習作】 魔法少女試作機その他の物語 :サイバーパンク番外編(おとぎ話)追加 (...... seleman 【ネタ嘘予告】魔法少女すみか☆マギカ (マブラヴ×魔法少女まどか☆マギカ) 御幸 【習作】魔法少女達と空なる我(仮面ライダークウガ×魔法少女リリカルなのは)再構成物 名伏 【習作】魔法少女って、なんだっけ?(魔法少女まどか☆マギカ、地雷要素多、多...... くるみうち 【ネタ】魔法少女って何だろう?(リリカルなのは TS) 雪歌 【ネタ】魔法少女的復讐者 蛇 【習作】魔法少女とNO.1の名を持つ偽者の男~ヤツは地獄のショッカーライダー~ 消しカス 魔法少女と嘘吐き少年 嘘吐き雀 魔砲少女と古代の戦士(魔法少女リリカルなのは×仮面ライダークウガ オリ主もの) 紫雲 【ネタ】魔法少女と呼ばないで(リリなの) ぱんく 魔法少女なのは~もし彼女のデバイスが○○だったら~ ネタ 陰陽師 【ネタ】魔法少女なのは☆マギカ トトロっと 魔法少女ネガティブフェイト(なのは再構成 真庭優乃 【一発ネタ?】魔法少女の家族の定義【まどマギオリストーリー予告風】 なまにく 【完結済み一発ネタ】魔法少女は黒牛を見つけた【まどか☆マギカ×あのロボット作品】 アキカン 【ネタ】魔法少女は此処にいる(リリカルなのは×???) カナりあ 【習作】 魔法少女は弓闘士の夢を見るか? (まどか X 村正) チビ黒サボテン 【ネタ・習作】魔砲少女ほむほむ☆マギカ(魔法少女まどか☆マギカ×Dies i...... ぬこ 【ネタ】魔法少女ほむランチ【後日談】 焔の家 【ネタ】魔法少女まじかる☆レジアス ~溢れ出る加齢臭~ (リリカルなのは) ころん 【ネタ】魔法少女 まどか☆マギカ 姫豚 【一発ネタ】魔法少女まどか☆マギカWithT 御母衣 (一発ネタ) 魔法少女まどか☆マギカに〝奴等”がやってきた。 一種の信者 【一発ネタ】魔法少女まどか☆マギカ ほむほむハーレム 餅 【習作】魔法少女まどか☆マギカ 要/暁 ryuuki 02 【一発ネタ】魔法少女まどか☆ママギカ 白山羊クーエン 魔法少女まどかマギカ「お菓子の少女と孵卵器と」 ベイカー 魔法少女○○カル★○○○○ Anomaly Hero(リリなの 無印 オリ主) Iota 【一発ネタ】魔法少女○○○○なのは 鮟肝 ネタ 魔法少女物語(なのは×プリズマイリヤ×???) 陰陽師 魔法少女ヤンデレなのは(テストで一話完結) ルイス・“キャ... 【ネタ】魔法少女リリカル『なのは』です(原作三人魔法娘性格改変) どんどこ 【習作】魔法少女リリカル1/2 タマネギ 魔法少女リリカルアリサ【リリカルなのは アリサ転生 習作】 蒼羽 【ネタ】魔法少女リリカルアリシア!? 東湖 【ネタ】魔法少女リリカルウェスト よわ 魔法少女リリカルキタキタ~旋律のオヤジ~ タテジワネズミ 【ネタ】魔法少女リリカルじーさん【色々注意してね♪】 消しカス 【ネタ】魔法少女リリカル星光 DAI 魔法少女リリカル戦記《魔法少女たちと紅のアデル》 クノ 【習作】魔法少女リリカルゾディアック(仮名)【転生トリッパー】 ゐを 【ネタ】魔法少女リリカルとらハ ~破壊者ディケイド~【多重クロス オリ主】 J 【お知らせ】 【習作】魔法少女リリカル凪 ~夜天に響く龍の声~ (ネギま×...... 名も無き物書 魔法少女リリカルなのは 【Ill】 《illegal》 (オリジナル主人公、多重ク...... ノシ棒 魔法少女リリカルなのは?遥か高みへ?(現実→リリなの)(オリ主) スタンプ台 魔法少女リリカルなのは~ABYSS~ くるる儀 【習作】魔法少女リリカルなのは~Das Ei des Engels~(オリ主) 磐音荒 魔法少女リリカルなのは ~Return Of Magic Kight~(なのは×レイアース) ...... キャプテン・ネモ 魔法少女リリカルなのは~Strayer~ ※オリ主 管理局と敵対ルート ずんだだんご 魔法少女リリカルなのは ~The fragment of memory~ 哉 【習作】魔法少女リリカルなのは~The leader of the jet black~ 春秋 冬夏 【習作】魔法少女リリカルなのは~選んだ未来、叶わない夢~ 春秋冬夏 魔法少女リリカルなのは ~黄金の輝き~ 名もなき、デ... 魔法少女リリカルなのは~キメラ・ソルジャー~プロローグ 秋刀魚ご飯 【習作・ネタ】魔法少女リリカルなのは~狂戦士の唄~ 語り部 【習作】魔法少女リリカルなのは ~孤独な子供は不屈の騎士に~ 春秋 冬夏 【ネタ】魔法少女リリカルなのは~小春日和のなのは日和~ ティルぷ 【習作】魔法少女リリカルなのは~全てを喰らうもの~ ハーヴェイ 【習作】魔法少女リリカルなのは~蒼天の天使たち~ ファル 【習作】魔法少女リリカルなのは~知識の探求者~(オリ主→リリカル TS物)第...... 銀の匙 【ネタ完結】魔法少女リリカルなのは ~ちょっとだけ、やさぐれフェイトさん~ 熊雑草 魔法少女リリカルなのは~罪を背負う者{オリ主 トリップ物} **こは 【習作】魔法少女リリカルなのは~緋色の炎~(タイトル決定) 囲い火蜂 【習作】魔法少女リリカルなのは~不屈の心再誕~(逆行、前世知識有要素) 遠藤剛 【習作】魔法少女リリカルなのは~不死鳥の名を冠するGUNDAM~ 新人 魔法少女リリカルなのは~夢幻廻廊の魔術師~(×Fate オリ主) 10円 魔法少女リリカルなのは~よくある転生者達が(女体化して)活躍する話~ 跳広凪 【習作】魔法少女リリカルなのは“碧い輝石に導かれし鷹” 禮 【一発ネタ】 魔法少女リリカルなのは……始まらない!? satuki 【ネタ完結】魔法少女リリカルなのは A s ~ちょっとだけ、やさぐれフェイトさん~ 熊雑草 【ネタで】 魔法少女リリカルなのはA’s PORTABLE AFTER -Ten years ago- 【習作】 タピオカ 【習作】魔法少女リリカルなのは Another Knight (オリ主物)【改訂中】 志暮 魔法少女リリカルなのはASTRYs 【StS再構成】 十六夜断空 魔法少女リリカルなのはCRISIS STS×TIME CRISIS 3/10 AREA3に続きを更新 GAマン 【ネタ】魔法少女リリカルなのはEve【現実→リリカルなのは】 演奏者 【習作】魔法少女リリカルなのはjoker(仮面ライダー剣クロス 主人公剣崎) 円谷 魔法少女リリカルなのは Little King (オリ主系??) MASA 【習作】 魔法少女リリカルなのは Magical (K)night (リリなの×とらハ3)(半...... きゃゆ 【習作】 魔法少女リリカルなのは Magic-Breaker (なのは×ネギま×FFⅦ×レギ...... 謙信 【習作】魔法少女リリカルなのは Masked A s【リリなの×仮面ライダー剣×とらハ】 Crank 魔法少女リリカルなのはSS (本編終了後ストーリー オリ主) テスト 魔法少女リリカルなのはStrikers ?蒼い魔剣士は、ミッドチルダに舞う?(リリ...... ヘタレイヤー 魔法少女リリカルなのはStrikerS ?管理局連邦化計画?? [習作・ネタ](ガンダ...... 神風 翼 【習作】魔法少女リリカルなのはStrikerS SS 【一部修正】 ヴィクター 【嘘予告】魔法少女リリカルなのはStrikerS ―レギオン襲来― 角 【習作】魔法少女リリカルなのはStrikerS THE EDGE 【ガンダムseeddestinyと...... ヴィヴィオ 【習作】魔法少女リリカルなのはStS~レジェンド・オブ・仮面ライダー~(りり...... 龍桜姫 【ネタ・習作】魔法少女リリカルなのはsts 白き流星の軌道(なのは×ガンダム逆...... 士官その一 【習作】魔法少女リリカルなのはTUBAME【オリ主】 草食系肉食獣 魔法少女リリカルなのはViVid 改め 仮面ライダーViVid 仮面ライダー... 【ネタ】魔法少女リリカルなのは W(リリカルなのは×仮面ライダーW) ドリル・ドー... 【習作】魔法少女リリカルなのはW’s (リリカル×ウィザーズ・ブレイン) 流河 魔法少女リリカルなのはZERO(なのは×電王) ゼルガー 魔法少女リリカルなのはーオロチの血ー(リリカルなのは×KOF) 明敏 【習作】魔法少女リリカルなのは―守護の剣― 龍咲 【ネタ完結】魔法少女リリカルなのは × ルパン三世 ~フェイトと赤いジャケッ...... 熊雑草 【ネタ完結】魔法少女リリカルなのは × ルパン三世 ~フェイトと赤いジャケッ...... 熊雑草 [習作]魔法少女リリカルなのは 神崎鳳哉のトリップ人生 飛花 【ネタで】 魔法少女リリカルなのは 古代ベルカの捏造昔話 【習作】 タピオカ (習作)魔法少女リリカルなのは 胡蝶の夢「仮」 祝詞 魔法少女リリカルなのは ジャングルの王子クーちゃん (リリカルなのは×ジャ...... ドッコイダー 【習作】魔法少女リリカルなのは/エピソードS(スカル) 消しカス 【習作】魔法少女リリカルなのは タイトル未定(オリ主現実→なのは、敵+オリ...... お茶っ葉 【習作】魔法少女リリカルなのは ツインズ(オリ主再構成物) フサルク 【ネタ】魔法少女リリカルなのはΦ s~乾巧の転生物語~(仮面ライダー555×...... kei 魔法少女リリカルなのは フェイトのクローンの話 ECの電車男 魔法少女リリカルなのはプラスアルファ(チラ裏から移転しました) るー 魔法少女リリカルなのはフンダララ デットコピーK1戦車 【習作】魔法少女リリカルなのは 星の道光の翼【リリなの+FFXI、オリ主】 南 透 【習作】魔法少女リリカルなのは もしもユーノ君に兄弟がいたら ちゃるちゃる 魔法少女リリカルなのは 闇の中の光 【習作】 オリ主 riku 【習作】魔法少女リリカルなのは 悠久の旅人 (リリカルなのは + オリ主) 通りすがりの... 魔法少女リリカルなのは ライダーズ・デスティニー(リリカルなのは+平成ライ...... 鳴滝的な人 【ネタ】魔法少女リリカルふぇいと(なのは転生) オペラ 【ネタ短め】魔法少女リリカル☆まどか 種明かし 【ネタ】魔法少女リリカル桃子(転生、主役交代、キャラ改変?) DODO 【ネタ・メガテン】魔法少女リリカルれみりあ【別視点開始】 あすぱら 魔法少年 輝煌天使エンジェル・ブライト(習作) None 魔法少年バーサクユーノ(習作) 中古品 (習作)魔法少年物語 ケイ 【習作】 魔法少年リリカル銀ちゃん 白夜叉 【ネタ】魔法少年リリカルぐりむ! しらが 魔法聖女ウェディングなのは【ネタ】【予告】【短編】 パーカ 【習作】魔法生徒アカネ! わたあめ 【ネタ】魔法生徒キツネギ!(ネギま! 改変?) みっクス 魔法生徒遠見冬瀬? (ネギま!×オリ主 TS)【習作】 トーカ 【ネタ】 『魔法生徒な兄』 ネギま TS女→男 樹 魔法青年?リリカル当麻(横島に対抗してみた) 新人 【習作】魔法青年リリカルけんじ【リリカルなのは】 あられ 魔法世界のエリス(魔法先生ネギま! チート。転生。オリ主。習作。ネタ) あーくー 【ネタ】魔法世界ふらり旅(ネギま!×ラブひな) 弐火 【ネタ】魔法戦記ギーま!(ネギま!) 白山羊クーエン 【ネタ】魔法戦記ネギま! 不思議種 魔法戦記リリカルなのはAir Force(なのは×Ace Combat Zero)【ネタ】 ちっとん 【習作】魔法戦記リリカルなのは Past 剣聖 【一発ネタ】魔法戦士の憂鬱(旧世界観→リウイワールド) ないすしょっと 【ネタ】魔法戦士リリカルなのは―逆襲のクアットロ―(4番逆行 改変) 歪愛 【ネタ】魔法先生、はじめます(ネギま!) わんにゃー 魔法先生あーニャ!? こうくん <習作>魔法先生カズま! (ネギま×スクライド) 仙水獏 【習作】魔法先生と死神生徒(オリ主 ブリーチ→ネギま!) 第二話投稿 ダイゴ 魔法先生ネギま!!IN LOVE 神愛 魔法先生ネギま! ~NEXUS 光の絆~ 1発ネタ 続きません やまだ 【突発ネタ】 魔法先生ネギま! ~天才たちの狭間で後始末する凡人~ ファールホンダ 【習作】魔法先生ネギま!×転生オリキャラ(東方要素あり) Mr.ファウスト 【習作】魔法先生ネギま! ~始まりの龍~ cherub 【習作】魔法先生ネギま!×アークザラッド あいうえお 【練習作品】魔法先生ネギま! 天才の弟と平凡な兄 プロローグ ぬぬぬ 【習作】魔法先生ネギま。 魔改造 本編再構成 #sin 「習作」魔法先生ネギま・頑張れ弟君! 燃えるハート様 【一発ネタ】魔法先生ネギま × 天体戦士サンレッド ササハラ 魔法先生ネギま 強敵との運命 (×戦国basara) ネタ テすと 【習作】『魔法先生ネギま 例えばこんな話』 (再構成 短編 オリ主でいいじゃん) A.K 【ネタ】魔法先生のつかみ所が無い兄が弟を訪ねて麻帆良へやってくる話[魔法先...... シノオカ 【ネタ】魔法先生フェイま!【こんな話はどうよ?】 kuboっち 【ネタ】魔法先生ふたり(ネギま! 転生) 永遠作 【完結】【ネタ】魔法先生 ヨコヤま!(ネギま+ジャイアントロボ)(おまけ追加) ばよえーん 【習作】魔法先生ラギま&召喚鍛冶師ハヤト プロローグ 名も無き物書 【ネタ】魔法使いが、介入したら・・・ shin 【習作】魔法使いと騎士とお姫様【ネギま!・オリ主】 あさ。 魔法使いと騎士と魔導師の狭間で[ネギま!?] レイカル 【ネタ】魔法使いとして好き勝手やってみる(魔法先生ネギま!・オリ主) 考察中のA 【習作】魔法使いと十六の死音-紅き空姫ノ章-(魔法先生ネギま・オリ主) 神那 【習作】 魔法使いと武道家(ネギま×DB) 設定足し 紅 魔法使いと魔術を極めし者 <TS、オリ主> ネギま×スレイヤーズ 調子のり 【習作】魔法使いの学校(オリジナルファンタジー) いぬ 【一発ネタ】魔法独身リリカルなのは(なの×ユー?)【壊れ】 定彼 【ネタ】魔法の学校【オリジナル現代ファンタジー】 なまにく 【ネタ】魔法の国からはるばると(リリカルなのは 逆行) 零蝶 【習作】魔法の世界よこんにちは(りりなの オリ主憑依) 猫? 【習作】魔法の使えない魔導師(リリカルなのはsts) ash666 【短編】魔法歩兵 ミリタリ☆しんしあ!【オリジナル】 ジェガン 魔法○○●●●●なのは teststeron 【予告ネタ】魔法勇者王女ガオま!【クロス】【修正】 乱 【ネタ】魔法幼女マジカルなのは―司書長の受難― キラり 【習作】魔法ライダーリリカルクロウ(オリ主 リリカルなのは再構成) 仮面ライダー…... 【ネタ】 魔法浪人生 フェイルド○○ (リリカルなのは ほぼオリ) 夏耳色 <ネタ> 麻帆良一、喧嘩を売ってはいけない男(ネギま オリ主 原作知識無し...... キャリオス [一発ネタ] 麻帆良学園中等部の真実 セント 麻帆良学園と厨二な剣(ネギま・オリ主・最強もの?) 缶コーヒー 麻帆良攻略姫争奪戦 アドベルド 【習作】麻帆良在住、葛木メディアでございますっ!(ネギま!×Fate) 夏色 【ネタ】麻帆良大軽音サークル活動日誌(オリ主、転生) ホルモン (勘違い系習作)麻帆良でサバイバル(逸般人オリ主トリップ) ADFX-01 G-2 (ネタ)まほらトリッパーノート(ネギま・トリッパー同士の争い) ちょこれいと 【習作】麻帆良に現れたクラウン(GS美神+ネギま+その他) クランク 【習作】麻帆良の”元”暗殺者(ネギま×スレイヤーズ) ※6話投稿・独自解釈追加※ mikuma 麻帆良の影法師 (転生 ネギま オリ主 ネタ?) 影道 【習作】麻帆良の墓標は紅く泣く (ネギま×烈火の炎のJOKER) tanaka3 【習作】麻帆良の錬鉄者 (Fate×ネギま!) ヤテオ 麻帆良を駆ける山猫(ネギま×ACFA)≪習作≫ アクリル 【一発ネタ】魔帆良の墓守妖精(ネギ魔×スプリガン) エキシボ 【ネタ】幻精記 (東方Project、オリキャラ、さいきょーもの) 修正整理 (゚∀。) 【ネタ】マミさんヤミーの親になる【ネタ】 yasu 【ネタ】マミさん英霊になる【ネタ】 yasu 【習作】 守り刀の一族 (恋姫無双シリーズ←オリ主&転生者) ゴッドママ 【習作】守るべきもの (ストライクウィッチーズ オリ主転生 原作知識なし) いか焼き 【習作】 迷い人よ、大地をゆけ! 戦場のヴァルキュリア クサカベ 【習作】マリア様が…覗きみてる!? (書き直し版) 華依 マリア様につかまった私【習作】 あうたーぞーん 【習作】魔理沙とパチュリーがちゅっちゅするはなし(東方) 禿 マリ見て×ラバ空(試作バージョン) 空 〇大なりその2人(オリジナル) うせね 魔を狩る者達 輪廻 【ネタ】漫画家の息子の芸術性は025でした。【ToLOVEる二次創作】 しゃき 万魔の主 (オリジナル) 犬 タイトル 投稿者 見上げる空はどこまでも朱く【エヴァ】 haniwa 【習作】味方殺しの猟犬【戦場のヴァルキュリア3 最強オリ主】 ベベル 美神さん家のブラウニー にのまえ 【ネタ】【GS美神】美神さんってデレなければ格好よかったと思うんだ 秋山 【習作】神子VS異世界人【オリジナル短編】 早瀬恵 【習作】巳子神櫻の異世界事情(スパロボ的な日々)新規編を追加 C-K 【ネタ】巫女は正義に燃える(リリカルなのは×スレイヤーズ) 金色迷路 【ネタ】巫女放浪記(リリカルなのは) 鈴音 短い小ネタ・例えばこんなチート一夏(インフィニットストラトス) 平成ウルトラ... 【習作】未熟な氷雪の蜘蛛騎士 (リリカルなのはA s×仮面ライダーレンゲル他) クローバー 【ネタ】水色のあいつ ゴンザレス超... 【習作】ミスキャストRPG Eclipse Sion 【ネタ・長編】 美鈴がおかしい話 【東方×ネギま】 セミー 【一発ネタ】水精の声は大地に響く【WA2転生モノ】 のいえ 【ネタ】ミストバーンの育児日記 コメ吉 【習作】水の従者 (原作・ゼロ使、烈風の騎士姫) カンパネッラ 水のない晴れた海へ(ネギま×JOJO) ドナテロ・ヴ... 【習作】水の橋の先にある物【リリカルなのは過剰クロス物、ユーなの】 パディル 【習作】ミスリル【多重クロス】 ヒカリさん 【一発ネタ】味噌汁女の脱獄計画 かんたろー ミソラ・ロード(魔法先生ネギま! 再構成・微クロス れがりあ 満たすために one piece 転生 オリ主 平行世界 虚 見た目で判断しないでくれ!!(転生・リリなのオリ主物) 並盛 【ネタ】見た目は恋人、中身は友達。真実は……(リリカルなのは ユノフェ?) アップル みちくさドラゴン(巣作りドラゴン→現代社会) K 【習作】道とおばけとゴミ拾い あせろーら 【ネタ】 ミッション:リリカルなのは (現実?ぽいの → なのは トリップ? オリ主物) or2 【処女作】ミッション・イン・ホグワーツ 紅猫 【習作】ミッドガルド漂流記【現実→アルシャードff、アルシャードガイア】 魅月 【短編】ミッドチルダの職業紹介 (リリカルなのは) はっぱ 【一発ネタ】ミッド公共放送 某番組OP集(リリカルなのは) 鮟肝 【習作・オリ部隊】ミッド航空戦記改、空の向こうへ【リリカルなのはSts】 すたーりんZ [習作] 三ツ星を目指して (男オリ主 現実→H×H)二話修正 サード <ネタ>みつ子とよし子 或る物書き 未定(ゼロ魔 マリコルヌ性格改変) せぶんすたー 未定・テスト 現実→ネギま! 猫チップ 【習作】 未定 オリジナル 霰 【1stガンダムネタ】認めたくないモノだな【転生・憑依】 29 翠空の龍姫【オリTS異世界転生】 米道36号 【習作】碧の聖域 屋上庭園 【習作】皆、大変そーだよね(現実→ヒカルの碁) ねぐら 【習作・ネタ】鏖道は紅刃に彩られ(装甲悪鬼村正×魔法先生ネギま!) みみウラン 【習作・短編】身元不明の日誌より【閲覧注意】 ttt 【習作】脈絡の無い読み切り集 (ネギま) A.K ミューレンで往く!(グランディア 憑依) 大佐 【ネタ】未来からやってきた助言者(ネギま! 逆行) かぎっこ 【習作】未来組を救いたい(遊戯王5D s×IS) y.h. 未来への希望~あすへのみち~【マブラヴオルタ二次創作】 西山緋色 ミラノ・スクライアは静かに暮らしたい【転生、オリ主】 桃色亜空間 タイトル 投稿者 【ネタ】昔書いたネギま小説の設定を思い出しながら、再び書いてみた【序章?】 kuboっち 【ネタ】昔書いた未完作を晒すスレ:現在種×08小隊 #sin 【実験作】昔話 オオカミきしものがたり(ゼロの使い魔) オリ主モノ エキシボ 昔昔のone piece世界に転生 習作 d 【ネタ】無菌のFATE 武田だるま 【一発ネタ】報われない戦竜隊の彼に捧げる愛の詩(バハムートラグーン) 虎馬 【ネタ・嘘予告】無限起動【パンツァーポリス1935×IS 〈インフィニット・ストラ...... とうゆき 【ネタ】無限書庫と魔法少女とリリカルな日々(リリカルなのは) さざみー 【習作】無限の拡張(ランスⅥ~+付与魔法+オリ主) ちゃうちゃう (ネタ)無限のファルガイア(ワイルドアームズシリーズクロス 無限のフロンテ...... 銃 【ネタ】「無限のフロンティアEXCEED-R」(無限のフロンティア×???) KCA 無限ループって怖くね?(ネタ短編) ohno 無限連続リトライ ~are you OK?~(ES21女体化・逆行・スレセナ) シュガー 【習作】ムサシ、ハルケギニアへ(ゼロ魔×武蔵伝2) 双剣 【習作】ムシウタbug オリ主 遥此方 【ネタ】ムシウタを聞かせて(リリなの クロスオーバー) かりや 【ネタ】武者と騎士(SDガンダム×リリカルなのは) アーク 【習作・初投稿】無職達の世界 (オリジナル世界系・鬱展開てんこ盛り) 56 無双外伝『覇王の夢』 (真・恋姫 魏ENDアフター) 旗持ち 【ネタ】無双転生 (恋姫無双?) じる 【ネタ】無双を夢見て(リリカル×禁書 オリ主) 軟膏 無題 てすとです 【習作】無題(NARUTO) マルマ 無題(現実→???) ミソカツ 【ネタ・TS】 無題 (現実→ソウルイーター) 砂塵 無題(現実→ポケモンAG・TS) アリさん 無題(ファンタシースターP2、オリ主) えみりゃ 無題―考え中―(オリジナル) ニートな暇人 無題過ぎるオーリー vol.1 小宮山たかーし 【習作・オリジナル?】無題はまだ無い ほりっ苦 無手の鬼(オリ主→真・恋姫†無双) 纏尊 【習作】 無手の使い魔 【短編】 便利屋 胸に七つの黒子を持つ男☆無双(恋姫無双、北斗の拳)ネタ 早世 無能者の挑戦 (真・恋姫無双 転生TS) 波緑 【習作】 無能な2代目?断じて否! (現実→恋姫+三国志 転生) 【ネタ】 国士多双 【習作】無能姫の使い魔はリリカル的な先生(ゼロ魔×なのは) 点太郎 ムよーンサうイこドそへ。 test 【習作】無より来たりし永遠の守護者(オリ主×リリカルなのは) 姫帝 タイトル 投稿者 目新しくも無い空想物語 片道 メイ・ミヤマの旅日記【ネタ・オリジナル】 宮麻 【習作】 迷宮生活 (四人PTダンジョン探索系) 榊 燕 【習作】迷宮ダンジョン系【TS】【VRMMO】 かに 【習作】迷宮ファンタジー学園冒険者 やかた 【習作】迷宮経営マッチポンプ!!【オリジナル 異世界 ダンジョン系】 よせー 【予告ネタ】名探偵コナン『ベイカー街の激闘』【多重クロス】 弓矢屋 【習作】メイドさん放浪記(仮)(TS・オリジナル・異世界召喚)※停止中 田楽 【嘘予告】冥府にて悪魔目覚める【聖闘士星矢×???】 平成ウルトラ... 【ネタ】迷惑な鋼のおっさん【IS 〈インフィニット・ストラトス〉オリ主 】 無人 【習作・ネタ】迷惑野郎の相談室(ネギま! 二次創作・オリ主) TR 【ネタ】メインクエストは受けないぜ (現実→作者が勝手に作ったゲームの世界) 一読者 【習作】女神異聞録デビルサバイバー 少年の結末 無改造COMP 【習作】女神物語 ようびゴッデス【化物語 一発ネタ】 エイプリルフール 【ネタ】メギドラオンでございます(P3P+P3) 波僉 巡っていく (戦国ランス+?) 低温 巡り巡って(幽遊白書、トリップ、TS) 琥珀 【習作】 巡る己 オリ主 D-LIVE編 (修正のみ) ねこ 【習作】廻る歯車 遊戯王GX→5Ds (転生 TS) 久々更新 リプレイ 廻る廻る蛇 【一応東方、転生?】 if 【習作】目指すは、影の支配者! (オリジナル 成り上がりもの 憑依 不定期更新...... 梅桜 「目指す未来は大団円?」(習作・オリ主転生・ダイの大冒険) ニネコ 【習作】目指せ、脱ゾルディック(H×H、オリ転生)ちょこっと追加 台無し めざせネギモンまスター!(現実→ネギま +ポケモン) だるめしあん3号 【習作】目覚めたら青空(SN3 オリキャラに憑依) 丘おろし 【ネタ】目覚めたら五条さんでした。(イナズマイレブン) ぺんぎん。 目立ちたがりで報われない俺 (オリジナル)【習作】 無名 メタルクエスト LV.0 ~竜王はとんでもないものを造ってしまったようです...... 文屋 (習作)メタルマックス3 練習短編 白色粉末 【ネタ】メタ先生ネギま!! ニイサン メテオストライク[習作][オリジ][複数ネタ予定] shibamura 【ネタ】 めのまえが、マッギョになった! (ポケモンBW) ハンサム侍 目の前にはマリア像(マリアさまがみてる) ああ… 【習作】 メメント・モリ (ゼロの使い魔 転生オリ主) 石ころ 【習作】メランコリック・シンドローム[ネギま] kozai 【一発ネタ】メリーさんの憂鬱 Sieben 【習作】面倒くさがりとハイテンションバカと機動六課 SK2+ タイトル 投稿者 妄双(恋姫) hibiki (加筆修正というか書き直し中)妄想をいろいろSSにしてみます(ネタ) どり~む 【習作オリジナル】もうどうでもいいや、好きに生きよう。(15禁程度の暴力表...... 森林 樹 習作 もうヤダこんな世界 (ネギま オリ主) 序章 00 ねこねこ 【習作】もう一つのRefrain...【リトルバスターズEX、オリ主】※loop1-3 少し追加 繰り返す世界 もう一つの黙示録(試作版) 学園黙示録 HIGH SCHOOL OF THE DEADオリ主物 アルファル 【習作 短編】もう一人の俺を創ってみた(オリジナル・ホラー?・残酷な描写有) 烏口泣鳴 【習作】もう一度笑顔を(逆行エヴァもの) Toss もう俺、駄目かもしれん(異世界転生) ベトレイヤー 【酷いネタ・作者注意】燃えてますよ、ゼットンさん【やりたい放題】(禁書二次) オヤジ3 【習作】萌え萌え恋姫大戦 ふがく 【習作】 萌え萌え二次大戦(略)二次創作 (オリ主 オリキャラ オリ設定) zakoyarou329 【習作】もーっと! もーと![mt]【オリジナル】 ガイキ 【ネタ】もしエヴァの次回予告を銀河万丈さんにやらせたら(エヴァ+ボトムズ) チラ裏SS職人 もしゲンドウの旧姓が長谷川だったら(短編 ネタ) でゅわ 【一発ネタ】もしも、キャロがしっかりした性格だったら(リリなの) らら 【ネタ】もしも、こんなエリオとキャロだったら(リリなの) らら もしも、なのはがスカリエッティの娘にされたら・・・ 翔魔 【一発ネタ】もしも、なのはに双子の妹がいたら(リリなの) らら もしも、ペルソナ4でコードギアスをやるなら(尻切れ完結) ヒヲリ (習作)もしも、好奇心旺盛な人達がいたら(ゼロの使い魔 設定&主人公にオリ...... トール もしもギンが半端無いポーカーフェイスだったら(ブリーチ習作) ケストラー 【処女作】もしもセルになってしまったら?【ネタ・未来→DB・憑依・TS・捏造...... ネタスキー もしもミーアが、っていうガンダムSEEDのSS ローマン もしもラディッツが(習作) なばば 【一発ネタ】もしも甲のパートナーがクリスだったら?(BALDRSKY DiveX) 草冠 【一発ネタ】もしも咲が○○○だったら…(咲-Saki-) マシュマロ大帝 もしも純夏が男になったら(ネタ、一話完結) ぽつ 【習作】もしも彼が世界を渡っていたら(烈火の炎→真剣で私に恋しなさい!) 新人 【一発ネタ】もしも彼女がこんな人だったら【まどか☆マギカ】 何があった? 【一発ネタ】もしも魔法少女リリカルなのはが週間少年ジャンプで連載されてたら 槍 もし才人が鏡をくぐらなかったら 【ゼロ魔ネタ】 未禿 (習作)もし桜ちゃんが積極的に聖杯戦争に参加していたとしたら? (Fate/sta...... ただメモ 【ネタ・完結】もし碇シンジがチャラ男だったら(エヴァ) こん 【習作】 持ち家賛歌 小麦の里 モテモテ機動第六課(リリカルなのはsts) せっけん モテるあいつが憎い ネタ あたさかな 【ネタ】モテる男の苦悩 流れ人 【ネタ】元一般人の空を背徳のFate/stay高順がブラックコーヒーなMuv-Luv 他人の好みは... 元貴族のやけくそ賢者生活 GM拓 (ネタ習作)元人類が幻想郷を創るようです【東方・TSオリ主・最強物】 ADFX-01 G-2 元世界樹の守護者は平穏を求めております(現実→TOWRM1→2→ネギま) 秋刀魚 【ネタ】 求めテンタクルス(永遠のアセリア) ゲイツ 物語 six 【ネタ】物語がない仮面ライダーへ【ディケイド 魔改造】 レフ 物語の破壊者(平成ライダークロス) 臣 もみじを18禁なしで原作を微修正して俺の望む形にしてみた ⑨ ももたろう 高性能おじー... 【ネタ】燃やす姉(ネギまオリ主TS転生、能力クロス物) シメジの犬 【習作】森川三丁目のバス停半径1m(オリジナル) 塩塩 【一発ネタ】モルモットの人生 夏樹 モンスターがハンターをするお話(現実→ウカムルバス) あずき モンスターハンターSS プロローグ(題名仮 試作試験投稿) 作業場 【ネタ】もんすたーはんたーY・S だじぇ 【ネタ】モンスターハンター 現実→憑依 アクラ・ヴァシム【兼倉庫予定】 ブラストマイア 【習作】モンスターハンター二次創作 野猿人間 《ネタ》モンスターマウンテン予告編《俺得》 ららごく 【習作】モンテとタラスク(civ4、D&D、エルシャダイ 座席指定 【習作】門番VS魔王(オリジナル) しじま 【ネタ】もんはんにっき(MHP2G) 中ボス モンハン ハード(ネタ) navi 【習作】モンハン世界に転生者を放り込んでみる【更新はA次第】 にゃにゃの助 【ネタ】モンハン竜を異世界にぶち込んでみた【モンハン オリ】 周波数 【ゼロ魔】モンモン双子妹と傭兵の使い魔(オリ主・ネタ?・一時休止) ペスポチ チラシの裏SS投稿掲示板 記号・英数字・あ・か・さ・た・な・は・ま・や・ら・わ チラシの裏SS投稿掲示板ま行ま チラシの裏SS投稿掲示板ま行み チラシの裏SS投稿掲示板ま行む チラシの裏SS投稿掲示板ま行め チラシの裏SS投稿掲示板ま行も
https://w.atwiki.jp/nanoharow/pages/303.html
仮面の告白 ◆Qpd0JbP8YI 許さない。 八神はやてがどんなに強くそう思おうと、結果は変わらない。 彼女は管理局の中でも非力さにおいては群を抜くもの。。 対する相手は常に前線に立ち続け、その生死の境界の中で戦闘技術を高めてきたベルカの騎士だ。 決着は一瞬でついた。 八神はやてが持つツインブレイズはヴィータの持つ槍で簡単に薙ぎ払われ その衝撃によって堪らず尻餅をつくはやての喉元に槍はそのまま突きつけられることになった。 このままヴィータの偽者に殺され、大切な家族を救うことなく死んでしまうのだろうか。 無手となったはやては悔しそうにヴィータを睨み付けた。 だけど、彼女の予想とは違っていつまで経っても、その槍ははやてを貫くことはなかった。 そのことに八神はやてが疑問を感じると、それに答えるかのようにヴィータの言葉がぶつけられてきた。 「何でだよ!」 ヴィータは吐き捨てるように叫んだ。 「何でお前はそんなにはやてに似てんだよ!」 彼女は八神はやてではない。 八神はやては足を動かせず、いつも車椅子に乗って移動をしている年端もいかない女の子だ。 何よりも自分の主である八神はやては簡単に他の人の命を奪うような人間ではない。 ヴィータの知る知識、持っている理性全てが目の前の人間を八神はやてでない、と言っている。 そう、断じて違うはずなのだ。 それなのに彼女はいつまで経っても、その槍先を動かすことが出来なかった。 「くそ! くそ!」 言葉に出来ない気持ち、身体を動かせない戸惑い。 その両方に苦しむヴィータはただ同じ言葉を叫ぶだけだった。 「……ヴィー……タ?」 はやてが呟いた言葉にヴィータの目が開かれる。 どうしても目に付くこの女と自分の主の類似点。 この女を見ているとどうしても思い出してしまう大切な主。 違う、違う! ヴィータは自分の頭に過ぎった考えを振り払うようにまた叫んだ。 「ウッセー! お前は喋るんじゃねー!」 ヴィータは手に持つ槍に力を込め、目の前の女を殺さんばかりの勢いで睨み付けた。 大体この女はギルモンを殺した憎むべき相手だ。放っておいていいはずがない。 このままにしていたら、自分の本当の主にも危険が及ぶかもしれないのだ。 するべきことは決まっている。こんな所で躊躇なぞしていられない。 そんな事は分かっている。分かってはいるけれど、ヴィータは動けなかった。 何故ならどう否定しようとも、相手が持つ顔は、声は、 自分が心から慕う八神はやての面影を強く残していたのだから。 「くそ! くそ! 何なんだよ、お前は!? 一体どうすればいいんだよ!?」 絶えず湧き起こり、自分でもその正体が掴めないその不確かな感情は、 彼女の中を満たし、既に溢れたそれは自分でも御しきることが出来ず、彼女を混乱させていった。 この女をギルモンのためにも、主のためにもブチのめさなければならない。 だけど、その肝心の相手が大切な人を思わせる姿形でいる。 その悪夢のような出来事は、例え目の前の人物がはやてでないと分かっていても 既に人としての感情を取り戻した守護騎士ヴィータを戸惑わせるのには十分なものだった。 「くそっ! くそっ!」 自分にはこの女を殺すことが出来ない。 忌々しいし、何よりもそんな自分を情けなく感じたが、 それがヴィータの出した結論だった。 彼女はその槍ではやての横のアスファルトを悔し紛れに思いっきり叩くと、 ギルモンの死体とバッグをかつぎ、逃げるように飛び去っていった。 * * 飛び去っていくヴィータを呆然と見つめるはやてに キングは飄々とした感じで話しかけた。 「弱っ! 君、マジで弱すぎ! そんなんでよく武器を持って立ち向かう気になれたよね。 君、馬鹿なんじゃない?」 人を馬鹿にしたような台詞に思わずはやては相手を睨み付ける。 しかし、キングはそれをどこ吹く風といった具合に相変わらずの口調で話しかけた。 「で、どうすんの? このまま大切な家族の偽者をのさばらせといていいわけ?」 「……勿論、追いかけるに決まってるやろ」 その言葉を聞いてキングは顔に浮かべていた笑みを一層増長させる。 だけど、続いて聞こえてきた言葉には拍子抜けするものを感じた。 「せやけど、今の戦いで足を捻ってしまったみたいなんよ。 私は地上本部の医務室に行って手当てしくるから ほんま悪いんやけど、その間辺りを見回ってもらえへん?」 「ダッセ! マジでダセーんだけど!」 余りに弱い人間。一瞬で戦闘が終わってしまうほどの非力さ。 こんなんで本当に自分を楽しませてくれるのか。 そんな疑問が湧き出ると同時に、いっそこのまま殺してしまおうかという思いが湧く。 だけど、キングは何とかその気持ちを抑えることが出来た。 人間にとって忌むべきはずの命を奪うという行為を 平然とやってのける八神はやての家族に対する思い、執念。 その異常ともいえる人間の姿など、そう滅多に見れるものではない。 きっとこの女はまだまだ楽しませてくれるはずだ。 それに戦力が足らないというのであれば、自分がそれとなくバランスを取らせてあげればいい。 戦力をある程度均衡にすれば、あんな一方的で一瞬で終わることもなく、 もっと存分にお互いを罵り合い、憎しみ合い、殺し合ってくれることだろう。 そうなれば、きっと先程より面白いショーが見ることが出来るはずだ。 そうしてその果てにどちらかが倒れたなら、残っている方に真実を教えてやればいい。 君たちが戦って、殺してしまったのは、君の本当の家族なんだよ、と。 その後の彼女たちの反応が楽しみだ。どんな顔をして楽しませてくれるだろう。 泣くか、悲しむか、怒るか、笑うか、狂うか、絶望するか? 全く人間とは本当に笑わせてくれる生き物だ。 「まあ、いいや。でも、早くしないと、あの偽者の子がどっか行っちゃうよ♪」 キングは顔の下にある酷薄な笑みが表に出るのを我慢しつつ、いつもの調子で話しかける。 そうして彼は心底愉快な気持ちで、足取り軽く、辺りの警戒に向かっていった。 * * キングが歩き出すと同時にはやても立ち上がり そして足を引きずり、痛そうに歩きながら地上本部へ戻っていった。 しかし、彼女はキングが完全に視界から外れることを確認すると、 その怪我したはずの足で平然と歩き始めていった。 そう、実際に彼女は怪我などはしていなかった。 ただキングという騒々しい馬鹿に邪魔されず、 一人落ち着いて考える時間を得るための方便だったのだ。 そして医務室に辿り着き、そこのベッドに腰掛けると、 彼女は早速先程に起こった一連の出来事について考えをまとめ始めた。 先の事で確認出来たことは三つ。 ヴィータを姿をした女の子は自分のことを知らないこと、自分の名前を知っていること、 そしてあの恐竜が死んで激昂したこと、恐竜の死体を持ち去るという非合理的な行動をしたこと、 何より殺人を躊躇ったことからして、人としての感情を持ち合わせている節があるということだ。 以上の三つだが、これだけでは答えなどは生まれず、茫漠とした考えが広がるだけだ。 しかし、そこにプレシアが持っているアルハザードの技術を当てはめると、事は違ってくる。 アルハザードは不可能を可能にする技術の集合体だ。 それを考慮すれば、幾分か馬鹿げているとは思うが、はやてには幾つかの可能性が思い浮かべることが出来た。 それは彼女が平行世界、異時間のヴィータであるということ、 もしくはそれらを元に作られた複製プログラム体。 普段ならこんな突拍子なく、滑稽な考えなど笑い飛ばしていたことだろう。 だけど、今は違う。寧ろ、そうでなくては困るくらいだ。 手に入れるべきものが自分の想像を遥かに超えるほど優れた技術であるなら それだけゴジラを倒す公算も高まるのだから。 そして彼女はこの世界に来て以来、いや、家族を失ったあの日以来、 本当に僅かだが初めて本当の優しい笑みをこぼす事が出来た。 もう二度と会うことが出来ないと思っていたヴィータに会うことが出来たのだ。 それはどんな邂逅であれ、嬉しくないわけない。 だけどそれも束の間、次の瞬間にははやての表情は元通り冷たいものとなった。 あの「ヴィータ」が「ヴィータ」であることは認めよう。 淡々とした表情で彼女はそう結論づけた。 ヴィータと同じ顔、姿、声、そして相手をつっぱねながらも、どことなく思いやってくれる性格。 彼女はそれを有していた。それは自分が同じ時間を過ごしたヴィータと変わるところがない。 だけどそれでも、はやては今以上彼女に心を許すことが出来なかった。 自分にとって本当の家族は、あの日、自分のために人柱となった守護騎士たちなのだ。 彼らは今も結界妖星ゴラスの中で苦しんでいる。 それなのにそんな彼らを放っておいて、他の人に笑いかけるなど、はやてには出来るはずもなかった。 そんな事をすれば、自分のためにその身を投げ打った家族の思いを踏み躙り、彼らを裏切るようなものだ。 彼女には家族を裏切るということだけは絶対に出来なかった。 だが、実際問題、あの「ヴィータ」は戦力となりうる。 彼女が「ヴィータ」であるならば、それは当然だろう。 そしてそれならば利用しない手はない。 あの「ヴィータ」が望む八神はやてを演じて、存分に道具として使い果たしてあげよう。 自分の本当の家族、ヴィータたちに会うために。 確かに先程は誤解により悲劇が起こってしまったみたいだが、まだ取り返しはつくだろう。 何といったって自分は八神はやてなのだ。 それは先程彼女が自分を殺さなかったことからも証明されている。 きっと付け入る隙はあるはずだ。 そこまで考えると、突然と医務室の扉が開かれた。 「ねぇ、いつまで待たせんの?」 ノックもなしに勝手に入ってくる不躾さ。 それだけでもこのキングがどれだけ人として不完全かを教えてくれる。 「あぁ、ごめんな。足の治療の他にも何か使えそうな薬、探してたんよ」 そう言い、いつの間にか手にとっていた治療薬を見せる。 ふーん、と興味なそうな顔をキングはぶら下げる それを尻目に八神はやてはもう一つの問題、キングについて思考を巡らした。 最初は駒として利用してあげようかと思ったが、この男はその価値もないクズだ。 状況をわきまえず、絶えずヘラヘラと笑い、緊張感を持たないカス。 人を小ばかにしたような尊大な態度を取るくせに、念動力しか使えないという戦力的に無意味なゴミ。 こんな人間の失敗作のような奴と一緒にいては、 十分に戦力が確保されることになっても士気低下に繋がりかねない。 戦闘において士気の差が実際の戦力以上に戦局を左右することは、 既に幾つかの知識と自らの経験において、はやては知っている。 なればこそ、士気の低下を招きかねないこの軽薄な小僧は邪魔でしかない。 いや、士気の低下だけで済めば、まだ良い方だ。 問題なのは、この低能のおかげで重要な戦力が削られてしまう可能性があるということだ。 例えばはやての知り合いであるなのはやフェイトなら、相手がどんな能無しであれ、 その人の身に危険がせまれば、身を挺しでも守ろうとする。 その結果、貴重な戦力が失われることになってはいけないのだ。 おまけにこのキングはこの状況に危機感を持てないほど頭が悪い。 自然となのはたちのような心優しき馬鹿の懸念を買ってしまい、 戦力の損失を招いてしまう可能性が高くなる。 そうならないためにも、早急にこの間抜けを排除する必要がある。 大体、あの「ヴィータ」との確執もこのアホが原因のような気がする。 八神はやては憎しみが表に出ぬよう、努めて愛想笑いを顔に浮かべた。 確かにこの愚物に対する判断を誤り、言を聞き入れてしまった責任ははやてにもある。 何ら身元が保証されていない民間人の発言を信じてしまうなど 部隊の指揮官としてはあってはならないミスだ。 だけど、彼の要らぬ助言のせいで、あの戦いの幕が上がったことも確かだ。 彼の言葉に嘘や悪意があったのかというのは彼女には分からない。 彼が見て、感じてきたことを素直に教えてくれたかもしれないし、 自分を嵌めようと何かを企んでいたのかもしれない。 だが、どちらにしろ、キングは排除すべき存在だ。 何故なら、嘘を吐いたのなら彼はゲームに乗った悪人であり、 嘘を吐いていないのなら、正確な情報を伝えることが出来ない無能ということだからだ。 そのどちらもはやてのの望む戦力に必要はない。 医務室の扉を出て、先を歩くキングの背中を見つめる。 今ならやれるだろうか。 思わずツインブレイズを持つ手に力がはいる。 そしてそこから発せられる収束されたエネルギーが 鮮明に奴の背中を貫くところがイメージでき、はやてを愉悦に浸らせる。 だけど、今の自分で勝てるかどうか不安なところがある。 如何にSSランクを誇る魔導師であれ、自分にはデバイスもない。 加えて自分の本分は遠距離からの圧倒的火力による制圧、殲滅にある。 接近戦では先の二の舞だろう。 やはり他の仲間に合流するまでは控えたほうがいいかもしれない。 いや、そもそも自分でやる必要はどこにもない。 先の出来事を全てキングのせいにして、ヴィータに殺させてみようか。 それならば自分はリスクを負うことなく、事を成し遂げられる。 いい策だ。 だが、それにも問題がある。 「ヴィータ」に会うまで、このクズと同じ時間を共有しなければならないということだ。 自分の持つ時間は自分の家族にこそ捧げるべきもの。 間違っても、この汚物のような人間にではない。 はやては腸が煮え返るのような思いで決意した。 いいだろう。 「ヴィータ」に会う前にチャンスが見つかれば、遠慮なく殺してあげよう。 その存在が誰にも見つからないように、優しく、丁寧に、丹念に殺しぬいてあげよう。 八神はやてはその顔の下で誰にも気づかれぬよう冷たく笑った。 【1日目 深夜】 【現在地 E-5 地上本部】 【八神はやて(sts)@魔法少女リリカルなのはFINAL WARS】 【状態】健康、怒り 【装備】ツインブレイズ@魔法少女リリカルなのはStrikerS 【道具】支給品一式×2、ランダム支給品1~3個(武器では無い) ランダム支給品1~2個(キングから貰いました) 医務室で手に入れた薬品(消毒薬、鎮痛剤、解熱剤、包帯等) 【思考】基本 プレシアの持っている技術を手に入れる 1.「ヴィータ」を追いかけ、彼女を戦力に加える 2.チャンスがあればキングを排除する 3.首輪を解除できる人を探す 4.プレシアに対抗する戦力の確保 5.以上の道のりを邪魔する存在の排除 【備考】 ※参戦時期は第一話でなのは、フェイトと口喧嘩した後です ※名簿はまだ確認してません ※プレシアの持つ技術が時間と平行世界に干渉できるものだという考えに行き着きました ※ヴィータの他、この場にいるかもしれない守護騎士たちに優しくするのは、 自分の本当の家族に対する裏切りだと思っています ※キングのことは、ただの念力が使えるだけの少年だと思っています 【キング@魔法少女リリカルなのはマスカレード】 【状態】健康、非常に上機嫌。一時間変身不可(コーカサスビートルUD) 【装備】無し 【道具】ライダーベルト(カブト)@魔法少女リリカルなのはマスカレード キングの携帯電話@魔法少女リリカルなのはマスカレード 【思考】基本 この戦いを全て滅茶苦茶にする 1.面白そうだから、はやてとヴィータの戦いを見物する 2.カブトの資格者を見つけたら、ゲームでも持ちかける。でも、飽きたら殺す 3.はやてとヴィータの決着が着いたら、残ったほうに真実を伝えて、その反応を楽しむ 4.とにかく面白いことを探す 【備考】 ※制限が掛けられている事に気がつきました ※ゴジラにも少し興味を持っています ※携帯電話は没収漏れです。写メ・ムービー以外の全ての機能は停止しています。 ※携帯には相川始がカリスに変身する瞬間の動画等が保存されています。 ※キングの携帯に外部から連絡出来るのは主催側のみです。 ※カブトの資格は持っていません ギルモンの死体を担ぎ、彼をどこかに埋葬してやろうとヴィータが奔走していると 突然と遠くから声が聞こえてきた。 足を止め、その内容を聞いてみると、 どうやら声の持ち主は時空管理局執務官のクロノ・ハラオウンであるらしいことが分かった。 「あいつか……」 ヴィータは呟く。 彼女は彼のことをいつかの対峙とその時のご大層な名乗りのおかげで覚えていた。 だけど、問題は彼が誰かということではない。 これから彼に対してどう振舞うべきかだ。 普段のヴィータなら管理局などに助けなどは求めはしない。 自分の主を捕らえようとする勢力だ。当然、排除して然るべき相手だ。 だが、今は普段とは状況が違う。 この殺し合いという狂ったゲームの真っ最中だ。 更に未だ主を見つけられず、いつ主を殺されてもおかしくない状況。 管理局の連中に助けを求めた方がいいのではないか。 非殺傷を旨とし、正義のお題目を掲げる管理局員なら、 こんな状況の中でも、殺人を良しとせず、主の命を守ってくれるのではないか。 そんな考えが彼女の頭の中に過ぎる。 だけど、それには当然無視出来ないことが付いて回る。 管理局員と一緒にいれば、殺し合いを無事に脱出できたとしても、 闇の書の主である八神はやては当然管理局に逮捕されてしまうことになるだろう。 そうなれば、あのみんなで過ごした幸せな生活は二度と送ることが出来なくなる。 「そんなのは嫌だ!」 ヴィータは思わず叫ぶ。 闇の書の守護騎士プログラムとして長きに渡り生きてきた中で、 図らずも手に入れることが出来た幸せ。 戦いに明け暮れていた自分たち守護騎士が主と共に笑うことの出来た日常。 それは彼女にとって掛け替えのないものだった。 それが失われるのは、彼女にとって我慢のならぬものであった。 だけどこのまま自分一人では、未だ見つからぬはやてを守るというのにはどうしても限界がある。 「くそっ! 一体どうすればいいんだよっ! なぁ、はやて!!!」 彼女の悲痛な叫び声が夜に木霊した。 【1日目 深夜】 【現在地 D-4】 【ヴィータ@魔法少女リリカルなのはA s】 【状態】疲労(小)、左肩に大きな切り傷、激しい怒りと悲しみ、激しい迷い 【装備】ゼストの槍@魔法少女リリカルなのはStrikerS 【道具】支給品一式×2、デジヴァイスic@デジモン・ザ・リリカルS&F ランダム支給品0~3 【思考】 基本 はやてを救って、元の世界に帰る 1.クロノに対する行動を決める 2.ギルモンを埋葬する 3.八神はやて及び他の守護騎士たちとの合流 そして彼らに偽者の八神はやてがいて、殺し合いに乗っていることを伝える 4.ヴィヴィオを見付けた場合は、ギルモンの代わりに守ってやる 【備考】 ※はやて(StS)を、はやて(A s)の偽物だと思っています ※デジヴァイスには、一時的に仮パートナーとして選ばれたのかも知れません。 ※なのは達のデバイスが強化されたあたりからの参戦です Back 最初からクライマックスなのか!? 時系列順で読む Next コピーベントの罠! ナンバーⅤ危うし(前編) Back 最初からクライマックスなのか!? 投下順で読む Next コピーベントの罠! ナンバーⅤ危うし(前編) Back 家族(後編) 八神はやて(StS) Next パンドラの箱は王の手に Back 家族(後編) キング Next パンドラの箱は王の手に Back 家族(後編) ヴィータ Next 盟友(前編)
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/923.html
魔法少女リリカルなのは―Alt Schmied Jaeger― おまけ編 それは有り得たかもしれない風景 シーン1「あれは何だ!?鳥か?飛行機か?……いや、ハンスたんだ!!」 「これまでです。都市区画における魔法の無断使用及び公務執行妨害で逮捕します」 ベルカ教会の修道服を着た女は、その手に持つトンファーを己に向ける。 動けば即座に打ち抜く。 修道女は言外にそう警告している。 ――――ここまで……ですわね。 心残りが無い訳じゃない。 会いたい姉がいる。やり残したことがある。 しかし状況は手詰まり。打開策などは無い。 ――――筈だった。 轟音。 その刹那の後に、文字通り天井をぶち抜いて『ナニカ』が現れ、 その勢いを衰えさせることなく下層へと落下して行った。 メガネ「……………」 トンファー「…………」 『(´;ω;`)出シテー、ココカラ出シテー』 シーン2「やっぱり生きてた!スバルルート!!」 『…………何故ダ?何故俺ヲ助ケル』 奇妙な状況であった。 彼は今、かつて相対した女魔導士と背中合わせで戦っていた。 自分には成すべきことがある。しかし、少女にとってこの戦いは何ら関係無い筈であった。 「私の質問に答えて。そうしたら答えてあげる」 銃弾を掻い潜り、兵士たちをシューティング・アーツで悉く地面に叩きのめしていく。 『…………何ダ』 少女を狙う幾つもの銃口。されど銃弾が少女に届くことはありえない。 火葬兵の操る炎が射線を遮り、それでも尚、向かってくる銃弾は彼の体で弾かれる。 「あなたは何故戦うの?」 それは、きっと以前の彼なら答えられなかった問い。 だが今なら答えられる。 誇りを持って、答えを言える。 『仲間ノタメ。モウ二度ト失ワナイタメ』 その答えをスバルは微笑みを持って受け止める。 一つ、少女は学んだことがある。 それは、力では絶望に陥った人間を救えないということ。 どうしようもない闇に陥った人間を救うのは何時だって、傍に居てくれる人、そして、その人自 身の意志なのだから。 かつて、自分では救えることができなかった青年。 彼は今――――自分自身の意志で前に進んでいる。 なら自分は彼に何ができる? ――――――――決まっている。 そのために鍛えた。力を求めた。いつか見た理想を追い求めた。 答えるべき言葉は決まっている。 「――――貴方を助けに来たの」 私では、貴方を救うことはできない。 けれども――――前を進む貴方を支えることはできる。 前へ。前へ。 炎の神が往く。 幾百もの銃弾をものともせずに。 かつての誓いを守るために、青年は前進する。 ――――その背中を、小さな少女が支えていた。 単発総合目次へ その他系目次へ TOPページへ
https://w.atwiki.jp/nanoharow/pages/339.html
残酷な神々のテーゼ(後編) ◆RsQVcxRr96 キャロは走りながら考え込んでいた。 自分の隣を走っているのは同僚であるスバルの姉、ギンガ・ナカジマ。 一時は機動六課に出向していた事もあり、顔馴染みの存在ではあった。 だからこそ再会した時は本当に安心したし、心の底から嬉しかった。 しかし、そんな安心できる時間はすぐに終わってしまった。 突然の襲撃――そして逃避行。 正直キャロの精神は再び疲弊しかけていた。 それでもここまで必死に折れそうな心を懸命に支えてきている。 道すがらギンガは同行者のインテグラル卿について話をした。 インテグラル卿が死ねば、アーカードという化け物を止める術がなくなる事。 そうなればますます悲惨な状況になる事。 だから何としてもインテグラル卿を救わねばならない事。 ギンガがキャロに話した内容はそのような事だった。 (吸血鬼、アーカード……) 聞けば聞くほど恐ろしい化け物だ。 先程の電撃を放つ男も恐ろしいが、アーカードも同等の強さらしい。 桁違いな化け物が2人、いや実際はもっといるだろう。 そんな中で自分は何ができるのだろうか。 答えが出る訳でもなくキャロは今度の事を考えて、一層悩んでしまう。 「あれは、川!」 ギンガの声を聞いて目を前方へ向けると、確かに川が見えた。 今目指している場所はHELLSING本部。 インテグラルが勝手知ったる場所であり、そこなら治療ができるかもという事で目的地に定めていた。 つまりここで西へ進路を向け、橋を渡る必要がある。 「急がないとインテグラル卿が……行くわよキャロ!」 「え、あ……はい」 キャロは的確な判断を下して道を示してくれるギンガが少し羨ましかった。 それに比べて自分は何ができるのだろうと、知らず知らずのうちに自身を顧みてしまう。 自分がしている事と言えば、インテグラル卿のデイパックを背負ってギンガの後に遅れないように付いて行く事ぐらいだ。 なんだか少し情けないような気もした。 でも今はここが自分の居場所。 だからこそ全力で守りたい。 自分のポジションはフルバック――素早く動いて仲間の支援をするポジション。 全て機動六課で学んできた事だ。 今は十分に力になれなくても、自分にできる限りの事は頑張ろう。 キャロは心の中でそういう風に折り合いをつける事にした。 しかし神は残酷だった。 「――ッ! トライシールド!!」 「プ、プロテクション!!」 「――!!」 突然の襲撃だった。 天より漆黒の鎧を身につけた人物が手持ちの刃を振り落とし舞い降りてきた。 避ける間など無かった。 二人にできた事は咄嗟に防御魔法を展開する事だけだった。 刃と防御魔法が鎬を削り、程なく漆黒の戦士が反動を付けて少し離れた場所に着地した。 幸い今の間で直撃だけは免れたが、ギンガもキャロも今の攻防で相手の実力が並々ならぬ事を実感していた。 このままでは三人とも無事では済まない。 「キャロ、なんとか一瞬でいいからあいつの攻撃に耐えて。その隙をついて私が吹っ飛ばす」 「分かりました。やってみます」 即興で出されたギンガの提案は綱渡りのようなものだった。 だが二人に悩んでいる時間はない。 もう既に相手は攻撃の準備を終えたようだった。 ――DRILL―― ――TORNADO―― ――SPINNIG ATTACK―― 「プロテクション!!」 敵の攻撃は先程とは違って回転しながらのキックで、威力も上がっていた。 だがキャロも負けてはいない。 若干の猶予があったため先程とは違ってしっかりと防御魔法を展開する事ができた。 そのおかげでキャロ一人でも奇跡的に一瞬の均衡を生み出す事に成功していた。 (よし、これでギンガさんが敵に一撃を与えれば……) おそらく敵の注意は自分のみに向いているだろうとキャロは確信していた。 つまり今は攻撃を仕掛けるには絶好の機会だ。 やっとギンガさんの助けになれる、自分の居場所を守る事ができる。 キャロはすぐに来るその瞬間は待ち望んだ。 ――しかし…… (な、なんで!?) 時間にしては数秒にもなっていない。 だがギンガが攻撃を仕掛けるには十分な時間のはずだ。 それなのにまだギンガの攻撃はない。 もう防御魔法を維持するのも限界だというのに、何も起こらない。 「キャァ――ッ!!」 程なく防御魔法は破られて、キャロは地面に身体を打ちつけながら二転三転した。 対して漆黒の戦士にほとんどダメージはなく、無慈悲にも手に持った刃をキャロに向けていた。 二人の距離は僅か数歩というものだった。 (ギンガさん……なんで……) キャロの心を埋め尽くすのはただそれだけ。 あそこでギンガが攻撃を与えていたならば、勝っていたのは自分達のはずだった。 いったい何が起こったのだろう。 心中に浮かぶ疑問に答えを求めて、キャロは傷ついた身体を動かして後ろを向いた。 「え?」 後ろ、つまり川べりには誰もいなかった。 慌てて周囲を見渡しても、ギンガの姿は見つけられなかった。 「うそ……?」 今度は痛む身体を起こして周囲をぐるりと見渡してみる。 やはりどこを見てもギンガの姿はどこにもなかった。 そしてキャロはもう一ついなくなっている人物に気付いた。 「インテグラル卿も……いない?」 ギンガに加えてインテグラルの姿もまたどこにもなかった。 今ここにいるのはキャロと素性の知れない襲撃者だけだった。 それ以外には誰もいない。 (なんで……なんで、ギンガさんとインテグラル卿が――!?) そこでキャロは先程ギンガが言っていた事を思い出した。 曰く、アーカードを止めるためにもインテグラル卿は絶対に守り通さなければならないと。 そして現状キャロは一人取り残されて、ギンガとインテグラルの姿はない。 つまりは―― ――ギンガはキャロを囮にしてインテグラルと共に逃げた。 そんな考えがキャロの頭をよぎった。 キャロはその考えをすぐに否定しようとした。 でも、それなら、なぜギンガとインテグラルがいないのか説明できない。 少なくとも数秒前までは確かにいたはずだ。 ではいなくなったのはその直後。 折しもキャロが必死で襲撃者の攻撃を防いでいる時だ――ギンガの提案に従って。 (そんな……そんな……ギンガさんは、ギンガさんは――!!) もしも何かあったなら念話なり掛け声なりあるはずだ。 それもなくて忽然と姿を消したという事は、やはり―― 「――私を囮にして……インテグラル卿を守るために、逃げた?」 確かに目の前の人物は二人掛かりでも勝てるかどうか不安な敵だ。 それなら優先順位を考えて囮で気を引いて、その間に守るべきインテグラ卿と安全な場所まで逃げる。 実に合理的な考えだ。 しかしキャロには信じられなかった。 あのギンガが自分に対してそんな事を相談もせずに行うなど信じられない、いや信じたくなかった。 だからキャロはこの場で唯一答えを返してくれそうな人物へ問いかけた。 「あの、私の後ろにいた二人は?」 問いかけられた漆黒の戦士は黙ったままだった。 表情は隠れていて全く分からない。 一緒にいるだけで不気味な存在だった。 今まで出会った危険な人物とはまた違ったものがあった。 だからこそほんの少し期待したのだが、それは外れだったようだ。 「倒れていた女と、紫髪の女なら――」 「え!?」 どういう風の吹きまわしか不意に答えが返ってきた。 キャロは返ってくる答えを大人しく待ちわびる。 「君と対峙した時に――」 キャロはその答えを待つ。 その答えが自分の望む答えであると信じて、最悪な答えでないと信じて。 「逃げられたよ」 「え?」 『逃げられた』と目の前の敵は言った。 ここで敵が嘘を言う理由はないだろう。 どうせこのままでは自分は殺されてしまうのだろうから。 つまり今言われた事は紛れもなく真実。 それが意味する事は疑いの余地もない真実。 そう言葉の通りの意味だ。 ――ギンガ・ナカジマはインテグラル卿を守るためにキャロ・ル・ルシエを囮にして逃げた。 そうただそれだけだ。 つまりギンガにしてみれば、ある程度親交のあった自分よりもここで初めて会ったインテグラル卿の方を優先した。 そうただそれだけのことだ。 合理的に考えれば、これからの事を考えれば、そうなるのだろう。 でも! でも!! でも!!! 言葉にできない激情が胸の奥で暴れ回る。 自分はただ居場所を守りたかっただけだ。 だからこそ必死で頑張ったのに、この仕打ちだ。 相手の言い分も頭では分かる、でも心が受け付けない。 「つまり、私は捨て石……また捨てられたんだ……」 強大な力を持っていたために部族を追放された。 その後も管理局ではその力のせいで厄介者扱いをずっと受けてきた。 でも、それもフェイトに救われて終わったはずだった。 そう、こんな所にさえ連れて来られなかったら、ずっと自分の居場所はあそこだったはずだ。 それなのに、それなのに、それなのに!!! 「ごめん。すぐに楽にするから」 自分に掛けられる声に気付いて顔を上げると、そこには刃を振り翳す敵の姿があった。 あの刃が振り下ろされれば、ここで終わる。 何もかも、全て、嬉しかった事も苦しかった事も悲しかった事も楽しかった事も終わる。 「イヤ」 そんなのは嫌だった。 こんな仕打ちはあまりにも理不尽ではないか。 認めたくなかった、信じたくなかった。 こんな心に虚しさが残ったまま死ぬのは嫌だった。 金髪の青年に殺されかけた時はあっさり生を諦められたのに、今は生を諦める事が出来ない。 「イヤ、こんな所で死にたくない……」 「さようなら」 「――――――――ッ!!!!」 神は残酷だった。 ▼ ▼ ▼ 「ハァ、ハァ、ハァ」 川沿いに建てられた小屋で一人の青年が疲れた身体を癒していた。 相川始だ。 A-7から南下して始はカリスの姿のまま川まで来ると、川越えのためにドラゴンフライフロートを使用した。 まずは市街地に行く前に目指したのは人が集まりそうな駅だ。 そのために回り道をする気はなくカードの力で飛行能力を得ると、一路駅を目指すはずだった。 そこでカリスは眼下を走る3人組を見つけた。 見たところ走ってきた方角から駅から逃れてきた可能性が高い。 そう判断すると、目標を眼下の3人組に変更した。 見敵必殺。 栗原親子の元へ戻るためには手段は選んでいられなかった。 ドラゴンフライフロートを解除して、重力に従ってカリスアローで斬りかかった。 しかし予想外な事に3人の内2人は不思議な力を使って、カリスの攻撃は防がれてしまった。 何の力もない一般人と思っていたばかりに、カリスは少々焦った。 ならばと、2枚のカードをラウズして『スピニングアタック』で決着をつける事にした。 1回目の攻防からこれで十分だと踏んでの選択だった。 結果は予想外の事もあったが、こちらが勝った。 幼い少女を手に掛ける事に微かな気兼ねがあったが、目的のためには仕方なかった。 そして刃を振り落として自分の手は血に染まるはずだった。 そうなるはずだった。 「いったい、あれは何だったんだ!?」 それはカリスアローを振り落とそうとした時だった。 その瞬間、カリスは言い知れぬ雰囲気を感じていた。 そして本能が叫んだ――不味いと。 バトルファイトを勝ち抜いてきて得た勘が離れろと警告していた。 カリスは本能に従って、止めを刺さずにあの場から離れる事にした。 何が原因かは薄らと分かっていた。 少女の手に中にあった何かが光っていた。 それは怪しげな光だった。 おそらく原因はあれだろう。 「ひとまずは身体を休めた方がいいかな」 あの場から離れて始が休息に選んだのがこの小屋だ。 今はカリスの姿ではなく、相川始の姿だ。 ずっとカリスに変身したままの方が便利ではあるが、それではAPが尽きてしまう。 一度変身を解けば次の変身まで1時間待たなければいけない事も数時間前に把握した。 つまり後1時間はカリスへは変身できない。 もっともジョーカーへの変身はできるかもしれないが、何か制限があるかもしれない。 文字通り奥の手として滅多な事では使わない方がよさそうだ。 「1時間か」 次に動くまであと1時間。 戦士はしばしの休息に入った。 【1日目 早朝】 【現在地 D-6 川沿いの小屋】 【相川始@魔法少女リリカルなのは マスカレード】 【状況】健康、1時間変身不能(カリス) 【装備】ラウズカード(ハートのA~10)@魔法少女リリカルなのは マスカレード 【道具】支給品一式、ランダム支給品×1 【思考】 基本:栗原親子の元へ戻るために優勝を目指す。 1.とりあえず変身できるようになるまで休息する。 2.見つけた参加者は全員殺す(アンデットもしくはそれと思しき者は優先的に殺す) 3.川を辿って市街地を目指す。 4.あるのならハートのJ、Q、Kがほしい。 【備考】 ※参戦時期はACT.5以前。なのは達の事は名前のみ天音より聞いた事がある(かもしれない)程度です。 ※自身にかけられた制限にある程度気づきました。 ※首輪を外す事は不可能だと考えています。 ※「他のアンデットが封印されると、自分はバトルファイト勝者となるのではないか」という推論を立てました。 ※相川始本人の特殊能力により、アンデットが怪人体で戦闘した場合、その位置をおおよそ察知できます。 ▼ ▼ ▼ キャロは一人だった。 なぜあの時、死ななかったのか理由は分からない。 でも今は生きている。 それだけで今は十分だった。 これから何をするのか今は考えられない。 ただ心に少し空洞ができた。 そんな事をキャロは考えていた。 キャロは知らない。 自分に支給されたもう一つのものの正体に。 その名は『スケィス』 巫器(アバター)と言われる憑神鎌<死の恐怖> このスケィスが正にキャロに死が迫った時に起動しかけた。 その時の力にカリスは本能的に回避を選択したのだ。 しかし結局スケィスは機動しなかった。 なぜか。 巫器を起動させるのには所有者が心に何らかの喪失を抱え、それに伴う強靭な意志を発揮しなければならない。 起動には心の虚が必要なのだ。 つまり先の出来事においてキャロには心の虚が足りなかったという事だ。 親しい間柄と言ってもスバルの姉で頼りになる人というのがキャロのギンガに対する大体の印象だ。 直前にバルディッシュの喪失、インテグラルの瀕死があっても、後一歩キャロの心の虚になり得るには足りなかった。 だがもしもそれに足り得る出来事が起こったのならば、その時はおそらく起動するだろう。 その時まで灰色の球体は静かに待つ。 まるで姫を守る騎士のように。 【1日目 早朝】 【現在地 D-7 川の畔】 【キャロ・ル・ルシエ@魔法少女リリカルなのはStrikerS】 【状態】疲労(大)、魔力消費(中)、脇腹に切り傷・左太腿に貫通傷(応急処置済み)、茫然自失、ギンガへの不審感 【装備】憑神鎌(スケィス)@.hack//Lightning 【道具】支給品一式×2、『かいふく』のマテリア@魔法少女リリカルなのはStrikerS 片翼の天使、葉巻のケース 【思考】 基本:殺し合いを止める。殺し合いに乗っている人がいたら保護する。 1:……何も考えられない。 2:仲間を探し合流する。 [備考] ※別の世界からきている仲間がいる事に気付いていません。 ※憑神鎌(スケィス)のプロテクトは外れておらず、待機形態のままです。 【憑神鎌(スケィス)@.hack//Lightning】 巫器(アバター。SSでは呼称未登場)の第一相<死の恐怖>。 ロストロギアによって構成された、エリオの用いる術式不明の大鎌型デバイス。 通常は全プログラムに強固なプロテクトが掛けられており、セットアップも、名前以外のデータを閲覧する事も不可能。 ただし、持ち主が心に何らかの喪失を抱え、それが齎す強靭な意志を発揮した時に初めてその力を起動させる。 以降はプロテクトが解除され、起動もデータ提示も普通に可能となる。 腕には禍々しいラインを持ったガントレットが装着され、それによって憑神鎌の重量は、限りなく持ち主に最適化される。 普通に切り裂くだけでも絶大な威力を発揮するが、その他にも以下のスキルを使用可能。 ショット……手のひらから魔力弾を発射する。連射可能。 死ヲ刻ム影……通称データドレイン。魔力結合に干渉・改竄する能力を持った必殺技。 ▼ ▼ ▼ 「ヤハハハ、さてもうそろそろいいだろう」 半壊状態の駅員詰所に居座るのは、それに似つかわしくない神だった。 エネルは自身のデイパックから時計を取り出して時間を確かめた。 先程宣告した刻限から5分経っていた。 エネルがゲームと称して5分間待つと言ったのは、もちろん文字通りの意味もあるが別の意味もあった。 それは休息だ。 さすがにあれだけ力を使えば多少は疲れる。 それに加減が分からないのも要らぬ疲れを生む原因だった。 つまり少しだけゆっくりと休む時間が欲しかったのだ。 「それにしても……」 ふと眼下の矢車の変わり果てた姿を少し目に入る。矢車の姿は悲惨だった。 胸にはクロスミラージュごと鉄の矛がボロボロの状態で刺さっている。 幾度となく浴びせた電撃で鉄の矛が耐えられなくなった結果だ。 すぐに興味を無くしてエネルは心網で捉えた動きを考えていた。 あの3人は病院がある南に向かうと思っていたが、意に反して北へと向かった。 そして川まで行ったところで新たな者と接触があった。 何があったかは分からないが、その内2人がその場から離脱していった。 少しして残った二人もまた別れた。 如何せん心網の範囲が制限されているせいか、はっきりとは分からなかったので確信は持てない。 だがあの3人が北へ向かったのは確かだ。 そうは言っても北は自分が来た方角だ。 そこへ戻ってもいまいち面白くないような気がする。 (さて、悩むな) 【1日目 早朝】 【現在地 E-7 半壊した駅員詰所】 【エネル@小話メドレー】 【状態】疲労(小) 【装備】ジェネシスの剣@魔法少女リリカルなのはStrikerS 片翼の天使 【道具】支給品一式、ランダム支給品1~3 【思考】 基本:主催者も含めて皆殺し、この世界を支配する。 1:どこへ行こうか。(どこへ向かうかは後続の書き手にお任せします) 【備考】 ※黎明の終わり際に駅にてエール・トールが放たれました。近くにいたら見えたかもしれません。 ▼ ▼ ▼ HELLSINNG本部。 少し前に最凶の吸血鬼が訪れたこの場所に新たな訪問者が現れた。 数は二人。 紫の髪に茶色の制服を着た少女と、全身に火傷を負っている女性。 あの場から忽然と姿を消したはずのギンガとインテグラルであった。 ギンガはインテグラルを背負いながら、あの時の事を思い出していた。 キャロは期待通り敵の攻撃をきちんと防いでくれた。 次は自分の番だと思って走りだそうとしたその時、ある光景を目にしてしまった。 それは川べり付近に倒れていたインテグラが今にも川に落ちそうになる瞬間だった。 インテグラルが一度目の攻防の際に振り払われて、背中からずり落ちて川べりで止まっているのは見た。 あの位置なら落ちないと思っていたが、運悪く落下の衝撃で目を覚ましたようだった。 さらにふらつく身体を無理に動かそうとして、バランスを崩して落ちる間際まで陥っていた。 (危ない!) そう思った瞬間には身体はインテグラルの方へ走り出していた。 ギンガはインテグラルを引き寄せたらすぐさま戻るつもりだった。 しかし事態は最悪な方向へ転がってしまった。 あろう事か、助けに入った自分もインテグラに引きずられる形でバランスを崩してしまったのだ。 あとは二人とも川に落ちて、今になってやっとこさ岸に上がれたという訳だ。 不幸中の幸いか、目の前に目的地があったのは僥倖だった。 だが、それでもギンガの心は晴れない。 (キャロ……ごめんなさい……) 恐らくキャロは殺されているだろう。 自分の不注意のせいで。 そうだ。 また自分のミスで仲間を危険な目に遭わせてしまった。 そしてこれは最早取り返しのつかない事だ。 神は残酷だ。 この会場の夜は明けた。 だがギンガの中ではまだ夜明けは来ていなかった。 【1日目 早朝】 【現在地 D-5 HELLSING本部前】 【ギンガ・ナカジマ@魔法妖怪リリカル殺生丸】 【状態】顔面に打撲(小)、疲労(大)、キャロへの罪悪感、ずぶ濡れ 【装備】コルト・ガバメント(7/7)@魔法少女リリカルなのは 闇の王女 【道具】支給品一式×2、ゼクトバックル(ホッパー)@魔法少女リリカルなのは マスカレード、ランダム支給品0~2(確認済) 【思考】 基本:この殺し合いを止め、プレシアを逮捕する。 1:HELLSING本部にてインテグラの治療を行う。 2:インテグラを護衛し、アーカードを捜索する。 3:できる事なら誰も殺したくはない。 4:可能ならば、六課の仲間達(特にスバル)とも合流したい。 【備考】 ※なのは(A s)、フェイト(A s)、はやて(A s)、クロノの4人が、過去から来た事、また一部の参加者はパラレルワールドから来た人間である事に気付きました。 ※「このバトルロワイアルにおいて有り得ない事は何一つない」という持論を持ちました。 ※制限に気がつきました。 ※インテグラがいなくなった後のアーカードに恐怖を抱き始めました。 ※アーカードを暴走させないためにも何としてもインテグラを守るつもりです。 【インテグラル・ファルブルケ・ウィンゲーツ・ヘルシング@NANOSING】 【状態】疲労(中)、全身に軽い火傷、ずぶ濡れ、気絶中 【装備】なし 【道具】なし 【思考】 基本:この殺し合いを止め、プレシアを叩きのめす。 1:気絶中。 2:地図上のHELLSING本部に向かう。 3:アーカードと合流し、指揮下に置く。 4:できる事なら犠牲は最小限に留めたいが、向かってくる敵は殺す。 【備考】 ※同行しているギンガが自分の知るミッドチルダに住む人間ではない事、一部の参加者はパラレルワールドから来た人間である事を把握しました。 ※アーカードは参加者に施されているであろう制限の外にあると思っています。 【矢車想@仮面ライダーカブト 死亡】 【残り51人】 ※E-7の駅にある駅員詰所は半壊状態になりました。(駅そのものへの被害は軽微) ※矢車の死体は黒焦げで胸に鉄の矛を刺したままE-7の駅(半壊した駅員詰所)に放置されています。 ※クロスミラージュ@魔法少女リリカルなのはStrikerS(矢車の胸ポケットの中)は鉄の矛に貫かれて破壊されました。 Back 残酷な神々のテーゼ(前編) 時系列順で読む Next 光が紡ぐ物語 投下順で読む Next 遠い声、遠い出会い 相川始 Next タイムラグは30分(前編) エネル Next タイムラグは30分(前編) インテグラル・ファルブルケ・ウィンゲーツ・ヘルシング Next 誇りの剣 ギンガ・ナカジマ Next 誇りの剣 キャロ・ル・ルシエ Next 勇気のアイテム(前編) 矢車想 GAME OVER